三橋氏理論とGokai主張の非類似性は?

ここらで拙主張の自己紹介をお許しあれ。

Gokaiの主張は、

三橋貴明氏や廣宮孝信氏のご主張ととてもよく似ているとは思います。

だったら、わざわざ今更書き表す必要も無いのでは?と大方の人は思われるかもしれません。

しかし違う部分もとても多いのです。

三橋氏・廣宮氏お二方のご主張は、

・ 政府借金は、返す必要が無い。

何故なら政府はお金を好きなだけ発行することが出来てその気になればいつでも返すことが出来るからだ。だから政府借金の多さに驚いて必要な政策を手控えるようなことをする必要は、全く無い。

・ また廣宮孝信氏は、それから更に進んで政府であれ民間であれ、誰かの借金は誰かの資産であると、お金の真理を喝破しておられます。

そしてこの二点は、私の主張でも中核をなす部分です。

であるなら、ますます今更Gokai(ななみのゆう)がでしゃばる必要も無いだろうということになりますが、それでも

お二方の論のどこかで何かの物足りなさを感じてしまいます。

それはおそらく、これ程にお二方のご主張が有名であるにかかわらず、

それが、1991年より経済的に低迷し続ける日本を再び経済での世界のトップランナーに押し上げる方法としては、

唯一無二の方法であるとの説得力に欠ける所為だと思うのです。

それは他の様々な、こう言っては失礼ではありますが、

少なくとも1990年頃の数年間において、世界一の国際競争力を誇った日本経済をここまで凋落せしめた張本人の、本来は、その責を負わなければならない筈の既存の経済学に、根拠を求めたような経済論がいまだ闊歩しているにかかわらず、お二方の論は、それらを徹底的に論理的に論破するだけの説得力に欠いているからだと思うからです。

その理由は、細かい点はさておいてとりあえず三つ浮かびます。

それは、

・ 何故バブル崩壊が起きたかのメカニズムの明確な説明がないこと。

・ 何故日本経済がバブル崩壊以降24年もの間低迷を続けているのかのメカニズム的説明が無いこと。

・ そしてこのまま政府借金が増え続けたときの顛末の説明が無いこと。

などでしょうか。

だからGokaiは、類似性は高いのですがお二方のご主張だけで良しとせず、これらの点を別途明らかにし、

政府借金は怖くない、むしろもっと増やさなければならない。

それが、「日本経済復活への唯一無二の方法なのだ」と主張しています。

その一つが次の財政均衡式です。

政府借金増加額(徴税率-金利率)=財政余裕額

この式は、民間預金総額に対比しての徴税率が政府借金の支払金利より高い時は、政府借金が増えれば増えるほど財政に余裕が生まれるという意味をあらわしています。

つまりこの式を示すことにより、多くの日本国民のご懸念である増加続ける政府借金の顛末を明らかにすることが出来たといえるのではないでしょうか。

尚この式の根拠は、「銀行の信用創造」と言う概念にあり、国債発行もまた銀行の信用創造の一種であるとの事実に基づいています。


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「三橋氏理論とGokai主張の非類似性は?」のコメント一覧

  1. 1
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    非常に興味深い記事です。
    主流派経済学(新自由主義)が未だ闊歩している、という状況に対しての一つのアプローチなんだろうなと。
    ただ三橋氏はインフレが過熱すれば規制緩和や金融引締め、増税で対策とおっしゃっているので、バブルの発生を止める方向で思考しているのでは?との疑問もあります。
    まぁ私は「難しい話」にはついていく知識がないのでwもう少しお勉強が必要かもしれませんw

    そうそう、Gokai さんにもひとつお知らせを。
    「魔王と勇者の経済政策」というSSを近日公開予定です。
    初級者向けのわかりやすいものにしたいなと思ってるんですが、読まれた時に「う~ん…ここはちょっと平易にし過ぎて誤解が出るんじゃ…」とかツッコミがあれば是非とも。

  2. 2
    Gokai  :

    >非常に興味深い記事です。
    >主流派経済学(新自由主義)が未だ闊歩している、という状況に対しての一つのアプローチなんだろうなと。

    お褒め有難うございます。
    厚かましくも拙主張を投稿させて頂いています。
    これらが皆様に伝わり、
    経済的にもう一度日本が世界一の競争力を持つこと、いや正常な経済的文明的発展を遂げる道筋が開けること、あるいは世界中の国々が健全に発展するwinwinの関係になること、
    もっと言えば世界中の人々の最大幸福を願っての投稿です。
    いろいろと常識的正義感をくすぐること多い主張ですが、悪気は全くありません。
    ご容赦の上、今後もよろしくお願いします。

  3. 3
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    いえいえ、現在まだまだコンテンツが少ない状況で、寄稿して頂いておりますこと感謝しております。
    またGokaiさんが寄稿してくださることで、他の方の寄稿の引き金にもなるかもしれないと、勝手ながら想像しております。

    また私自身が感じたのですが「討論会」という短い場のみでは、中々ご自分の主張の核をかけないんだなぁと。
    Gokaiさんのイメージも討論会と寄稿ですとやや異なると感じますし、きっと私に対しても皆さんがそうお感じになるかと。
    こちらこそ今後ともどうぞよろしくお願いします。

  4. 4
    holyfirework 灯火  :

    なかなか面白い考え方です。
    特に、財政均衡式が秀逸ですね。
    これなら、時の政権の行っている経済政策を、随時評価し判断出来ます。

    そしてGokaiさんが、貯蓄誘導と増加にこだわる理由もわかりますし、オーストラリア方式の一時的給付金を推す意味と理由もわかりました。
     
    この式は、既存の経済学にインパクトを与える為にも、新自由主義者の掲げる緊縮財政に対抗する為にも、世の中に広めたいですね。

    ただ、まだまだつつかれやすい穴はあるように思います。
    貯蓄誘導したいなら、減税や最低賃金上昇の方が永続的に出来ますし、単に、増設の為だけに利用される可能性もあります。

    そして、もう一つは?
    期待しております。

  5. 5
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >特に、財政均衡式が秀逸ですね。
    >そしてGokaiさんが、貯蓄誘導と増加にこだわる理由もわかりますし、オーストラリア方式の一時的給付金を推す意味と理由もわかりました。

    お褒め頂いたのに見逃していました。もったいない。
    財政均衡式は、健全財政種議論争に決着をつけられる式だと思うのです。
    この式を無視して、健全財政主義を強行するのはそれはもう完全に、国民に対する背任行為でしょうと。

    >この式は、既存の経済学にインパクトを与える為にも、新自由主義者の掲げる緊縮財政に対抗する為にも、世の中に広めたいですね。

    有難うございます。
    その為にもこの式に対して見識ある方々の突っ込み及び議論で式の拡散、そしての意義が深められたらと希望しています。
    だからと言うのもなんですが、「国民一人1000万円配ること」についてもその是非を議論していただけたらと思うしだいです。m(_ _)m 

  6. 6
    holyfirework 灯火  :

    >>Gokaiさん

    〉「国民一人 1000万円配ること」

    私は個人的には賛成です。
    オーストラリアという成功例もありますしね。

    討論会の議題とするのにも、やぶさかではありませんが、現在は、「経済成長は全ての解なのか」という候補があるので、運営内での採決になります。
     
    また、仮に決まったとしても、現政権に近いリフレ派やネオリベはもちろん、その規模では公共事業も抑制されるので、財政出動派の多くも、反対するでしょう。
    議論は盛り上がるかもしれませんが、フルボッコにされるかもしれませんよ?

  7. 7
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >討論会の議題とするのにも、やぶさかではありませんが、現在は、「経済成長は全ての解なのか」という候補があるので、運営内での採決になります。

    現在経緯状況のお示し、ありがとうございます。
    議題:「経済成長は全ての解なのか」の後で勿論結構です。もしよければご提案をお願いします。

    >議論は盛り上がるかもしれませんが、フルボッコにされるかもしれませんよ?

    議論が盛り上がるならうれしい。
    「国民一人1000万円を配る」ことを中核のさまざまな政策改革が日本復活の最善策だと、
    これはもう10年来以上WEB上その他で訴えてきましたから、感性ほぼなしの論理的でさえあればフルボッコも大歓迎です。
    一応、無敗ですよ~、w。

     

  8. 8
    holyfirework 灯火  :

    >>Gokaiさん

     
    了解しました。
    私の責任において、必ず提案することをお約束します。

    ちなみに、もっと詳しく言いますと、討論会終了直後から、次回の話し合いが行われ、各メンバーが案を出し合います。
    従って、第三、第四の議題が出てくる可能性があります。

    仮に今回ダメでも次回に再提案しますが、確率は50%とは限りません。そこだけ、ご了承お願いします。
     
    それでは、Gokaiさん、議題の題名と、提案理由、この議題で討論することの意味と、Gokaiさんの思いを述べて下さい。

  9. 9
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >了解しました。
    私の責任において、必ず提案することをお約束します。
    >それでは、Gokaiさん、議題の題名と、提案理由、この議題で討論することの意味と、Gokaiさんの思いを述べて下さい。

    有難うございます。
    それではお言葉に甘えまして下記に、議題と提案理由およびその意味について記しましたのでご高覧頂ければ幸いです。
    ...............................………………….
    議題:国民一人に付き1000万円を配ることが日本復活の最善策

    <提案理由およびその意味>
    議論を通じて、一見このような荒唐無稽と思われるような極論如きを、見識ある大勢の人々が検討し始めているという事実がまずあれば、
    他の多くの日本国民に期待とともに大きなインパクトを与えるに違いないこと。
    それは、1980年頃から庶民に植えつけられてきた「健全財政必要論」を根底から覆すうねりになる程のインパクトになる可能性もあります。

    そしてこの議論を深める過程において、当然行われるであろう国民への一時巨額給付にかかわる一連の政策を通じて、政府借金の本質、すなわち金融の本質に国民が気づくきっかけになることでしょう。
    また、アベノミクスの真の危険性に気づくことができるかもしれません。

    おそらく本音では、国民の中に、「1000万円をあげる」といわれ断る人はごくわずかしかいないのではないでしょうか。
    それでも巨額給付必要論が話題にならない理由は、知らず知らずに国民自身が作り出したモラルハザードの壁が邪魔していると思われます。
    馬鹿の壁ならぬモラルハザードの壁、まずはこの壁の打ち壊しも同時にやる必要があって、道はかなり遠いのですが見据える先に日本国民の将来の安心という夢と世界人類の共生という理想を掲げれば、
    今この議論を始めることは決して徒労に終わらないと確信いたします。

    さあまずは、31%の貯蓄ゼロ世帯を日本社会からなくすという喫緊の課題に向かって、
    「国民一人1000万円を配る事の是非」の議論を始めて下さる事をお願い申します。

                  by Gokai

  10. 10
    holyfirework 灯火  :

    >>Gokaiさん

     
    ありがとうございます。
    Gokaiさんの思い、受け取りました。
    今から提案して参ります。