ピケティのrについて

ピケティのrについて
 ピケティは、経済成長率をg、資本収益率をrとして、「r>gであれば、格差が拡大する」と言っています。このrとは何かについて考えてみます。資本ストックをK、資本収益総額をR、資本収益率をrとすると、r=R/Kとなります。
資本ストック(K)とは何でしようか。つまり、ピケティのいう資本は何かということですがこれには、土地、建物、機械、住宅などの有形固定資産の他に、特許権や意匠権などの無形固定資産、株式、債権、保険などの金融資産が含まれているようです。これらは国富と呼ばれていたものと同じものです。国富の考え方では、株式、債権、保険は相手方に必ず債務があり、国内の分については相殺すると0になります。対外的には、対外金融資産から対外債務を差し引いたものが純資産として算入されます。ピケティのいう資本が国富と若干違うとしても、それは大した問題ではありません。なぜなら...

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