エリートが庶民に抱くルサンチマン

普通、ルサンチマンといえば、弱者が強者に対して抱く「怨恨」です。

哲学者のフリードリヒ・ニーチェは、ユダヤ人が強者に屈した時に、「弱者の道徳」として、「私たちは弱い。強者に虐げられているが、それでも我慢している」として、今までの「強者=良い」だった道徳を転倒した・・・と論じています(「道徳の系譜」)。

ところが・・・日本では、逆に、エリートが庶民に対してルサンチマンを抱いている場合もあるのではないのでしょうか?

例えば、「マイルドヤンキー」叩きなどは、その典型ではないのでしょうか?彼らは、学歴もないし、庶民だし、地方に住んでいる・・・それでも、それなりに家庭を築いて幸せにやっている・・・そんな彼らを、都市に住む高学歴ホワイトカラーが揶揄しているのです。

日本は、戦後、格差を縮小して中間層が分厚い庶民の国を築きあげました。

平等度が高いということは、弱者が少ない...

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