対外純資産や貿易収支の意味

<対外資産負債残高と経常収支の意味>

さて対外資産とは家計にとっての何に当たるかですが

それは、銀行預金であったり貸付の賃貸不動産であったりとなります。

それでは、対外負債とは何か、

これはもちろん家計で言えば銀行からの借り入れ、町金からのローンもあるかもしれません。

続いて、対外純資産ですが、

次の式であらわされれます。

・・・対外純資産=対外資産残高-対外負債残高・・・

この対外純資産が大きくなると金融収支(金利収支)が大きくなり、

つまり家計では、これが多いと贅沢することが可能です。或は余りに巨額だと場合によっては遊んで暮らせるということにもなります。当然ですね。

では国家という単位では何が出来るかというと、

それは、好景気を継続できるということです。

普通、国家という単位での好景気の持続は、国内消費が増加し輸入額が増えますので、輸出額が一定ならば、貿易収支を悪化させていきます。

結果、貿易収支の悪化は、円安へのベクトルが働きますのでまずはコストプッシュインフレの発生で相対的に購買力減少となり景気が冷えるベクトルになりますが、

その圧力を超えてお金(MS)を供給し続ければ消費も減少することが無いので生産が維持され、その為の労働力不足から賃金がそれを上回ります。好景気の持続です。しかし一方益々の輸入増加、貿易赤字がそれにより予測されます。

それは通常の国なら容易に経常収支の赤字にもなりますのでこうなると、対外純資産の減少を招き、高じて対外純負債国への転落となれば、一挙に通貨不安が生じ始めることでしょう。

ところが日本はこのようには容易にはなりません。

何故なら、対外純資産があまりに巨額でそこから得られる金融収支が貿易収支の赤字をカバーしてまだ幾許かの余裕を残しているからです。とはいえ日本の国際収支も容易ならざる限界に近づいているのも確かです。

日本国民はこのことに気づかなくてはいけませんが、あまりに現代経済学が頼りないばかりに、このことを気付いている者の発言が世に出ず、

国土強靭化インフラ整備を中心にすえた経済成長論がもてはやされる始末です。

これではいけません。

必要不可欠なところからのインフラ整備をはじめること、必要不可欠なところへのエネルギー供給などの、優先順位をしっかりと精査し限られた対外純資産の効率的消費を考えて欲しいと願います。

「穴掘って埋め直しすれば、お金が流れて経済成長する」論のおろかな発想は早々に捨て去ってほしい。

そうでなければ、たとえ巨額の対外純資産を保有する日本国といえど、

ただ単に経済成長させるための無駄な輸入増から、対外純負債国への転落となる道筋を作り、

結果、ハイパーインフレの発生を招き入れ、子々孫々に苦難の道を押し付けることになりかねません。

ハイパーインフレとは暖を取るための石油さえ多くの国民が手に入れられない事態であるということなのです、そこを分かっておられますかと申したい。

しかし対外純負債国となり、そのため通貨価値下落が起こればそうなるは必然なのですが、残念ながら今は誰もそれを指摘せずただ単純に経済成長せよというばかり。

これでは亡国の道は近いといわざるを得ません。

尚、下記に現在の日本の国際収支の状況を記載しました。

よければこれもご覧ください。

.............................................………………

日本の国際収支状況

平成26年末(財務省HPより)

対外資産合計 945兆2730億円

対外負債合計 578兆4160億円

…………………………………………….

対外純資産合計 366兆円8560億円

上記が日本の海外における資産状況ですが、これに影響を与える統計は、国際収支および為替市場における変動分および資産負債の価格変動分の三つかと思います。(ただし、為替市場における変動分は公表されていません。)

なお、国際収支は以下のような計算式で表されます。

国際収支:

経常収支+資本収支+外貨準備増減=0 (誤差脱漏を省略)

尚この式において、

日本の対外資産形成における能動部分は経常収支で、

受動部分は「資本収支+外貨準備増減」部分となっています。

つまり、経常収支の額が「資本収支+外貨準備増減」の額を決定しています。

なら、

平成26年度の経常収支(=貿易・サービス収支+所得収支)はというと

貿易・サービス収支:13兆4569億円の赤字

所得収支:16兆835億円の黒字

従って、

経常収支:2兆6266億円

・ ・・となっています。


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  • コテヤン@どうやら管理人

「対外純資産や貿易収支の意味」のコメント一覧

  1. 1
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    これは良記事です。
    Gokaiさんの主張が詰め込まれているのに読みやすいしわかりやすい。
    色々な議論が考えられますね。例えばですが

    ・どういった公共事業が国際収支を悪化させない「国土への投資」となりえるのか
    ・防災への投資がどの程度の「将来的損失」を防げるのか。国際収支にどのように影響をあたえるのか
    ・安全保障的な部分と国際収支をどう融和させていくのか、どうバランスをとるべきか

    等々。
    公共投資、公共事業は「投資」という性質上どうしても「無駄だった部分、つまり単なる消費にしかならなかった部分(Gokaiさんのおっしゃる効率が悪い部分)」が必ず出てくるので、これをGokaiさんは国際収支を考えた場合にリスクになる可能性があるとお話をされているのだと思います。
    なので公共事業をする際は「ちゃんとした投資」になるように精査が必要なのだと。

    これは例えば中国の鬼城(ゴーストタウン)の例からも納得の行く話です。
    う~ん考えさせられます。
    これ、ピックアップと経世済民カテゴリにも入れさせていただきますねm(_ _)m

    この記事の感想(議論じゃなくて)だけで私も記事を一本書けそうな勢いですw

  2. 2
    Gokai  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん
    >・どういった公共事業が国際収支を悪化させない「国土への投資」となりえるのか
    >・防災への投資がどの程度の「将来的損失」を防げるのか。国際収支にどのように影響をあたえるのか
    >・安全保障的な部分と国際収支をどう融和させていくのか、どうバランスをとるべきか

    おっしゃるとおりですね、解説有難うございます。

  3. 3
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>Gokaiさん
    全部理解出来ているかは不安ですが、この記事に関する「より身近に感じる」解説感想記事を書かせていただこうかなと。いま執筆中ですw
    うん、やっと記事を咀嚼できたばかりで無謀な試みなのは承知なのです。
    しかしより「長期」で考えるならば「穴をほって埋める」という論は「それは違う!」とこの記事から言えそうな気がするのですね。

    アンチネオリベ、反新自由主義が「少し新しい視点」を持てるのかもと思うのです。

  4. 4
    jan2002 花のヤン  :

    Gokaiさん
    >日本の対外資産形成における能動部分は経常収支で、
    >受動部分は「資本収支+外貨準備増減」部分となっています。
    >つまり、経常収支の額が「資本収支+外貨準備増減」の額を決定しています。

    この部分には異議があります。
    資本収支はインフレターゲットである程度のコントロールが可能ですし、規模的には経常収支よりもかなり大きいはずです。
    したがって、インフレターゲットでツボを押さえておけば経常収支にはそれほど気を使わなくてもいいのではないかと思いますが、いかが思われますか?

  5. 5
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >資本収支はインフレターゲットである程度のコントロールが可能ですし、規模的には経常収支よりもかなり大きいはずです。

    ご反論有難うございます。ただ、
    「経常収支+資本収支+外貨準備増減=0」
    国際収支は常に上記の関係にありますし、外貨準備増減は為替介入が無ければ常にゼロですし、
    なので、為替介入無ければ、常に
    「経常収支=-資本収支」の関係になっています。インフレターゲットや数字的大小は無関係の筈ですけど?

  6. 6
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >「経常収支+資本収支+外貨準備増減=0」

    これは国際収支が貸借対照表で記載されているからそう表現できるだけのことですよ。
    たとえば、黒第次元緩和により円安へシフトした場合のように「投資家が円建て金融商品を売って、外国の金融商品を買った」というような動きは「貸方:資本収支、借方:資本収支」となるはずです。
    つまり、資本収支が差し引きゼロであっても為替動向に大きな影響がある場合があるわけです。

    そして、前述の例である「黒第次元緩和の影響で、投資家が円建て金融商品を売って外国の金融商品を買った」という行動は理論どおりインフレターゲットにより投機市場においてインフレ期待が形成されたと考えるべきでしょう。
    インフレターゲットは無関係ではないと私は考えています。

  7. 7
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん

    なお、金融政策で為替がコントロールできるなら経常収支もこの影響を受けていることになりますから、やはり資本収支が受動部分とは言えないと思います。

    といいますか、私は対外純資産にこだわる必要もないと思います。
    重要な事は生産であって、対外純資産がなくても生産物があればそれを売ることもできるわけですからね。

  8. 8
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >これは国際収支が貸借対照表で記載されているからそう表現できるだけのことですよ。

    確かに国際収支は複式簿記方式です。
    しかしそれは国際取引という事実を複式簿記で表現しているのであって、表現できるという言い方は不適切だと思います。

    >「投資家が円建て金融商品を売って、外国の金融商品を買った」というような動きは「貸方:資本収支、借方:資本収支」となるはずです。

    それはつまり、投資家が円を売り外貨を買った場合ですか?
    その意味は、例えば、
    1)日本の企業が米国債や米株に投資すれば、日本の赤字になり資本収支はマイナスとなる。
    2)米国の企業が日本国債やの日本株に投資すれば、日本の黒字になり資本収支はプラスとなる。
    というようなことをおっしゃられたいのですか?

    しかし、1】と2】は、為替取引で得た通貨で投資されますので、常に裏表となり額は一致します。

    これを具体的に例えば、
    日本企業Aが100円/ドルで100億ドルを調達したとき、それに対して米国企業が1兆円を調達すれば為替市場で取引は成立しますよね。
    これを資本収支という観点で見れば、
    日本が米国に100億ドル(1兆円)の投資、米国は日本に1兆円(100億ドル)の投資なので、資本収支はゼロになりますが、これはご納得できますか?
    そしてこれは経常収支が、ゼロのときの場合です。

    なので、資本収支がゼロ以外の数字を取るとしたら、経常収支の額の負の数字を取ることになります。(ただし為替介入が無い場合)

  9. 9
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >そして、前述の例である「黒第次元緩和の影響で、投資家が円建て金融商品を売って外国の金融商品を買った」という行動は理論どおりインフレターゲットにより投機市場においてインフレ期待が形成されたと考えるべきでしょう。

    まずインタゲでインフレ予想は形成されないと思います。
    確かに、第一次アベノミクスの異次元緩和に呼応して株価は上がりましたが、
    インフレは起こっていませんよね。
    つまりインフレ予想の結果インフレが起こり、株価が上がったのではないということではありませんか。
    投資家が錯覚を起こして日本株を買ったとか、
    そして錯覚ならそれでいつも日本株が買われるとは限りませんし。
    また円安に関しては、貿易赤字の影響でその時期に突入していたともいえます。

  10. 10
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >なお、金融政策で為替がコントロールできるなら経常収支もこの影響を受けていることになりますから、やはり資本収支が受動部分とは言えないと思います。

    おはようございます。続きです。

    現実が、金融政策では為替はコントロールできていない事実をご覧ください。
    今も日銀の国債購入額は年間80兆円、つまり80兆円/年の積み増しですがその効果は出ずに、120円前後で足踏みしています。つまり、日銀の国債買取では為替価格を決定できていないということです。

    >といいますか、私は対外純資産にこだわる必要もないと思います。

    そういう学者さんは多いようですね。

    >重要な事は生産であって、対外純資産がなくても生産物があればそれを売ることもできるわけですからね。

    “財・サービス”の生産には原料が必要ですが、現在日本はそのほとんどを輸入に頼っています。
    対外純資産を売ればその原材料を買えるわけです。なくなれば貿易収支だけに頼らざるを得ない。そうなれば貿易の弱い現在の日本では為替の下落が始まり、それはすくなくとも貿易収支がゼロになるまで続き、それに平行してインフレも続きます。

    ということで対外資産負債残高は、物価安定のためにつまり国民の生活のために重要なのです。

  11. 11
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん

    すみません。
    最初の私の書き込みが勘違いですね。
    資本収支がコントロールできることを私は言いたかったのですが、Gokaiさんの主張は国際収支の対外純資産のことですから筋が違いますね。
    大変失礼しました。

    >まずインタゲでインフレ予想は形成されないと思います。
    >確かに、第一次アベノミクスの異次元緩和に呼応して株価は上がりましたが、インフレは起こっていませんよね。

    いえいえ、現状では投機市場で形成された期待インフレ率と実際のインフレ率に乖離があるというだけで、いずれは一致するようになるということですよ。
    今回の円安は、理論どおり投機市場にインフレ期待が形成されて「投資家が円建て金融商品を売って外国の金融商品を買った」と考えるのが一番しっくりいきます。
    といいますか、現在の大口の投資家や投資機関ではプログラム取引が主流ですから、プログラムが理論を取り入れているため、投機市場が理論どおりになるのはある意味では当然のことなのです。

  12. 12
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >今も日銀の国債購入額は年間80兆円、つまり80兆円/年の積み増しですがその効果は出ずに、120円前後で足踏みしています。つまり、日銀の国債買取では為替価格を決定できていないということです。

    そもそも為替は相対的な関係で決まるものですよ。
    日本の金融政策だけでなく他国の金融政策や状況が絡んでくるのです。
    それに、1米ドル=120円前後ならそれなりに需要増加が期待できる水準だと思いますが。

    >“財・サービス”の生産には原料が必要ですが、現在日本はそのほとんどを輸入に頼っています。
    >対外純資産を売ればその原材料を買えるわけです。なくなれば貿易収支だけに頼らざるを得ない。

    日本で付加価値をつけるわけですから、原料代以上の価値を生産していることになります。
    価値を生産する限りは心配はいらないと思いますよ。
    といいますか、現在では為替相場における貿易収支の影響は小さいのですから、それほど神経質にならなくてもいいのではないでしょうか。

  13. 13
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >今回の円安は、理論どおり投機市場にインフレ期待が形成されて「投資家が円建て金融商品を売って外国の金融商品を買った」と考えるのが一番しっくりいきます。

    そのご説明では、
    現在も日銀が80兆円/年間の国債を買い増ししているのに、120円/ドル前後で足踏みしていることの説明ができませんよ。

  14. 14
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >日本で付加価値をつけるわけですから、原料代以上の価値を生産していることになります。
    価値を生産する限りは心配はいらないと思いますよ。

    貿易収支が赤字ということは、ドルで見た場合の国家全体での付加価値生産がマイナスという意味ですから心配云々ではなく、お説の辻褄が合っていないのではないですか?

    世界各国の対外純資産ランキング:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E5%A4%96%E8%B3%87%E7%94%A3%E8%B2%A0%E5%82%B5%E6%AE%8B%E9%AB%98

  15. 15
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >といいますか、現在では為替相場における貿易収支の影響は小さいのですから、それほど神経質にならなくてもいいのではないでしょうか。

    根拠示されず小さいとおっしゃられても納得いきません。
    例えば、為替市場における取引総額/日や、貿易収支/日の影響額のお示しが必要です。

  16. 16
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >貿易収支が赤字ということは、ドルで見た場合の国家全体での付加価値生産がマイナスという意味ですから心配云々ではなく、お説の辻褄が合っていないのではないですか?

    生産を増やせばいいだけのことですよ。
    そのためには需要を増やさなくてはなりませんが、円安政策は需要喚起策でも特に有望な手段だと思います。

  17. 17
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >生産を増やせばいいだけのことですよ。
    そのためには需要を増やさなくてはなりませんが、円安政策は需要喚起策でも特に有望な手段だと思います。

    輸出需要を増やすには円安誘導はいいことですがその代わり国内物価の上昇が国民生活を苦しめます。だからその対策が必要ですがそのために必要なことは考えておられますか?
    また、円安誘導は、量的緩和では無効なのは指摘しましたが他の方法を考えておられますか?

  18. 18
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >根拠示されず小さいとおっしゃられても納得いきません。
    >例えば、為替市場における取引総額/日や、貿易収支/日の影響額のお示しが必要です。

    一般的には世界全体の金融資産が2京円程度と言われており取引額ではその数倍はいくでしょう。
    それに対し日本の経常収支は数兆円規模ですから、かなり規模が小さいと言えます。
    正直、私はあまりデータを持っていないのでこのくらいしか言えませんね。

  19. 19
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >輸出需要を増やすには円安誘導はいいことですがその代わり国内物価の上昇が国民生活を苦しめます。

    生産が増えれば雇用も賃金も増えますよ。

  20. 20
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >また、円安誘導は、量的緩和では無効なのは指摘しましたが他の方法を考えておられますか?

    その指摘への反論は既に述べていますよ。
    といいますか、為替誘導で有効な手段はインフレターゲット+金融緩和くらいのものだと思います。
    露骨な為替介入は貿易摩擦となりかねないため、あまり大規模にできませんからね。

  21. 21
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >一般的には世界全体の金融資産が2京円程度と言われており取引額ではその数倍はいくでしょう。

    私もデータはありません。
    ただ、国際金融の専門家であられる吉本佳生さまのご著書「世界金融危機のカラクリ」には、円ドル為替市場における一日の取引総額では、40兆円でした。
    それに対する貿易収支の持ち込み持ち出しですから貿易収支のアンバランスで結構動く計算になります。

  22. 22
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >生産が増えれば雇用も賃金も増えますよ。

    それもまだ期待に過ぎません。
    現実では物価上昇に国民の可処分所得が追いついていませんね。

  23. 23
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >その指摘への反論は既に述べていますよ。

    いえ、まだ述べておられません。繰り返しになりますが、
    現在も日銀による80兆円/年間の量的緩和増加中にかかわらず、120円/ドル前後で足踏みです。

  24. 24
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >ただ、国際金融の専門家であられる吉本佳生さまのご著書「世界金融危機のカラクリ」には、円ドル為替市場における一日の取引総額では、40兆円でした。

    たしか、リーマン直前の2008年の日本の輸出額が90兆円程度でしたから、やはり取引規模では資産経済の方がはるかに大きいようですね。

  25. 25
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >それもまだ期待に過ぎません。
    >現実では物価上昇に国民の可処分所得が追いついていませんね。

    もっと生産が増えれば追いつきますよ。
    私はそういう考え方です。

  26. 26
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >いえ、まだ述べておられません。繰り返しになりますが、
    >現在も日銀による80兆円/年間の量的緩和増加中にかかわらず、120円/ドル前後で足踏みです。

    このことについては、12の前段が回答になると思います。

  27. 27
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >やはり取引規模では資産経済の方がはるかに大きいようですね。
    もちろんどちらが大きいかはわかっています。
    ただ、論点は影響度ですから小さくても十分に為替変動します。
    何しろ取引額の1%の貿易収支の影響でも、1%の為替変動になるのですから1円の上下動となり大きいですよ。

  28. 28
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >このことについては、12の前段が回答になると思います。
    >そもそも為替は相対的な関係で決まるものですよ。
    日本の金融政策だけでなく他国の金融政策や状況が絡んでくるのです。

    ↑これはかなりラフなご回答なのでこれで納得というわけにはいきません。
    たとえば、↓下記このグラフ「日米マネタリーベースの推移」でもそのご説明の矛盾が指摘できます。http://lets-gold.net/chart_gallery/soros_chart.php

    と本日は、これまでで如何でしょうか。

  29. 29
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >ただ、論点は影響度ですから小さくても十分に為替変動します。
    >何しろ取引額の1%の貿易収支の影響でも、1%の為替変動になるのですから1円の上下動となり大きいですよ。

    それはアリと象の綱引きみたいなものですよ。
    経常収支の影響力はゼロではありませんが、やはり小さいと言わざるをえません。
    しかし、これは逆に貿易をどのようにやっても為替への影響は少ないと言えます。
    つまり、貿易赤字により輸入が直ちにできなくなると言えないわけです。

    ただし、生産物の裏付けのない通貨価値は信用崩壊の危険性を伴いますから、その点では生産を増やすことを考えるべきだと思いますが。

  30. 30
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >これはかなりラフなご回答なのでこれで納得というわけにはいきません。

    そうですかね。
    概論としてはこんなものだと思いますが。
    まあ、もう一言を付け加えれば「インフレ目標値が2%のままである」という影響も大きいかもしれません。

    >と本日は、これまでで如何でしょうか。

    それはそうですね。
    Gokaiさんとはもっと別のネタでもお話したいとも思いますし。

  31. 31
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >それはアリと象の綱引きみたいなものですよ。

    一日一円の変動はかなり大きいですよ企業収益にとってはです。だから企業は為替予約でその変動の影響をあらかじめ想定して輸出入を行っているのじゃありませんか。
    そしてその輸出入の貿易収支の為替市場への影響の積み重ねが現在の120円/ドルなのです。
    無茶を言わないでください。

  32. 32
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >それはそうですね。
    Gokaiさんとはもっと別のネタでもお話したいとも思いますし。

    有難うございました。

  33. 33
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん

    いいえ、輸出額が年間100兆円いかないのですから、輸入も合わせても為替市場における一日の取引総額が40兆円には遠く及びませんよ。
    これらの大半は金融資産の売買だと考えるべきだと思いますよ。

  34. 34
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >これらの大半は金融資産の売買だと考えるべきだと思いますよ。

    そのことを肯定した上での貿易収支の為替市場への影響度合いを述べたつもりですが、どうも会話がうまく成立していないようです。
    一般論として、「為替市場の取引量は巨額だからヘッジファンドに遊ばれる、つまり為替市場の市場原理論」の存在は私も知っていますがそのことを言っておられるのですか?

  35. 35
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん

    なるほど、そういうことでしたか。
    それならば私は余計なことを書いてしまったみたいですね。
    これは失礼しました。

  36. 36
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    う~ん…難してく難しい…