何の果実も得られなかった安保騒動

安全保障関連法案を巡って、政府与党と頭のおかしなデモ市民との間で交わされた泥仕合も、9月19日に同法が成立し、ようやく終幕を迎えた。法案成立後に行われた共同通信社の世論調査では、法案に「賛成」が34.1%、「反対」が53.0%、「国会での審議が尽くされたと思う」が14.1%、「尽くされていない」が79.0%となり、内閣支持率は前回調査からやや下落し38.9%(不支持は50.2%)という結果であった。(他の新聞や報道各社の世論調査結果も、おおむねに同様な数値)安保関連法案に関しては、筆者として興味の対象からほとんど除外されていた。
なぜなら、肝心の政府与党は、南シナ海や東シナ海における中国の脅威論に具体的に踏み込まず、アメリカとの協調に逃げ込むばかりで日本の自主防衛力の増強を目指す姿勢が一片も感じられなかったからだ。一方の安保法案反対派も、聴くのも恥ずかしい幼稚なラップに...

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