➂歴史的必然としてのケインズ革命

➂歴史的必然としてのケインズ革命 アダムスミスは国富論の中で、人間には、①分業しようとする性質、②交換しようとする性質、③利益を得ようとする性質、という3つの性質があり、この基礎によって、経済活動が成り立っていると言っています。①分業しようとする性質、②交換しようとする性質は、他の動物には見られない知恵を表していますが、③利益を得ようとする性質は、人間の動物的な動機つまり搾取しようとする本能を表しています。これは、人間の、他人より少しでも豊かになり、他人より少しでも良い配偶者を見つけ、他人より少しでも優秀な子孫を残すという自然界における種族保存の本能によるもので、そのために人間は働こうという気持ちになるのです。この本能を奪ってしまえば人間は抜け殻同然になり、もはや働こうとはしないだけでなく生きる意欲を無くします。本能が悪いと言えば人間存在そのものを否定することになります。しかし、...

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