①マネタリーベースとマネーストック

①マネタリーベースとマネーストック 貨幣は保有者によって、「マネタリーベース」、「マネーストック」、「現金」の3種類に区分されることは前項で述べた通りです。「マネタリーベース」とは、現金と日銀当座預金(金融機関が日銀内に解説している当座に保有している法定準備金および超過準備金)の合計です。「マネーストック」とは、金融機関を除く非金融法人企業、個人、自治体によって保有されている現金と預金の合計量のことです。これは生産活動に参加している貨幣という定義になります。中央政府、中央銀行、金融機関が保有する現金が除かれているのがポイントです。ただし、「マネーストック」の全てが今まさに生産に参加している貨幣かというと、その中には、ケインズによる取引的貨幣需要(活動貨幣)と投機的貨幣需要(休眠貨幣)が存在し、マネーストックと生産に関連する貨幣は一致しないという問題提起があります。「現金」とは、...

ご支援くださる方はクリック→