デフレは貨幣現象

<デフレは貨幣現象>

 

デフレは人々に購買意欲が徐々に減少するから起こるのでしょうか?

違いますね。

購買力が人々から徐々に奪われるから起こっている現象です。

 

つまりデフレとはお金不足の現象です。

この場合のお金とは、人々が持つお金のことですから、マネタリーベースではありません。

マネーストックと呼ばれるお金です。あるいは容易にマネーストックに交換が可能な株式や国債などもお金に換算しても良いでしょう。

アメリカでは住宅の売買も盛んなようですからそれもお金といえる可能性もあります。

とにかく、容易にマネーストックというお金に交換が可能ならそれもお金でしょう。

現金はというと、マネタリーベースという性質とマネーストックという性質の2種類の性質を持ち合わせています。

本当のお金はこの2種類を持ち合わせてこそお金なのですが、

預金というお金には、実はマネタリーベースという性質はありません。しかし実際の振込みなどの決済時には銀行の営業努力によってマネタリーベースの性質が付与されます。

なので、預金もお金と定義されていますし、お金なのです。

 

さて現金であれ預金であれ、あるいはマネーストックに容易に交換が可能な土地や株式などの総額が、1990の資産価格下落により、大幅に減少しました。

これが今日まで続く長期不況の元凶です。あるいはデフレの原因です。

 

つまり民間にお金不足があってそれがデフレを引き起こしているわけです。

 

だからもしデフレを退治しようとするなら、

民間(企業+家計)に十分なお金を供給すること、それも適切に分配すること、これが出来れば、デフレ不況は明日にも解消することになります。

 

デフレは貨幣現象です。お金(貨幣)不足の現象なのです。


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  • コテヤン@どうやら管理人
  • jan2002

「デフレは貨幣現象」のコメント一覧

  1. 1
    holyfirework 灯火  :

    〉これが今日まで続く長期不況の元凶です。あるい はデフレの原因です。

    ここまでは支持します。

    〉つまり民間にお金不足があってそれがデフレを引 き起こしているわけです。

    ちょっと違いますね。
    企業はお金を借りませんし、金融機関の貸し出しは伸び悩んでいます。
    企業はアベノミクスによる株価上昇と過去最大の内部留保を抱えて金余り状態です。
    お金が不足しているのは、個人の低所得層です。

    だからもしデフレを退治しようとするなら、
    民間(企業+家計)に十分なお金を供給するこ と、それも適切に分配すること、これが出来れ ば、デフレ不況は明日にも解消することになりま す。

    難しいかと。
    MSは使われて初めて、日本経済に貢献します。大部分が貯蓄に回ったら、経済効果は激減します。

    デフレは貨幣現象です。お金(貨幣)不足の現象 なのです。

  2. 2
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    これわかりやすいですねぇ…岩田教授はなんか「貨幣現象で貨幣の定義はマネタリーベースだ!」とか言ってたようですが、こっちのほうが全然納得できますししっくり来ます。

    これはつまり、言い換えると「需要が足りない」ということになるんでしょうか?
    多分そうだと思うんですが。

  3. 3
    jan2002 花のヤン  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん
    >岩田教授はなんか「貨幣現象で貨幣の定義はマネタリーベースだ!」とか言ってたようですが

    定義といいますか、「マネタリーベース×信用乗数=マネーストック」という関係式があるのです。
    おそらく、それは「ストックマネーを増やしたいのならベースマネーを増やせばいい」という意味なのだと思いますよ。
    流動性の罠に陥った状態では効果はなかったと思いますが、一理ある意見だと思います。

  4. 4
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >企業はお金を借りませんし、金融機関の貸し出しは伸び悩んでいます。
    >企業はアベノミクスによる株価上昇と過去最大の内部留保を抱えて金余り状態です。

    一部大企業はそのとおりで金余りでしょうけど、日本の企業の大部分は担保不足でお金を借りられない状態です。というより日本国内にお金が1990ごろに比べると6000兆円ほどまだ少ないので、設備投資までしても儲からないでしょう。

    なお、失えた含む益に比べると300兆円ほどの内部留保などすずめの涙に近いと思いますよ。

  5. 5
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >>「マネタリーベース×信用乗数=マネーストック」という関係式があるのです。
    おそらく、それは「ストックマネーを増やしたいのならベースマネーを増やせばいい」という意味なのだと思いますよ。

    その式は、信用乗数の変化を見るための式なのでMBを増やしてもMSは反応しません。そこが量的緩和リフレ論の大きな勘違いです。

  6. 6
    Gokai  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん
    運営メンバーの件お引き受けできなくてすみません。

    >これはつまり、言い換えると「需要が足りない」ということになるんでしょうか?

    でしょうね、有効需要というのは言い換えればお金の量と言い換えてもよさそうぐらいです。

  7. 7
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >その式は、信用乗数の変化を見るための式なのでMBを増やしてもMSは反応しません。

    いいえ、信用乗数が小さくなったことがわかれば「ベースマネーを増やす」ことを考えればいいわけですから、同じことですよ。
    正直、我流が正しいと言い張るのはどうかと思います。

  8. 8
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >正直、我流が正しいと言い張るのはどうかと思います。

    我流とは、失礼じゃないですか?
    ↓私はこれを支持していますよ。
    <信用乗数>https://www.nomura.co.jp/terms/japan/si/A02232.html
    花のヤンさんがおっしゃっているのはこの説明の仮の部分であって、もともとの定義ではありません。

  9. 9
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >我流とは、失礼じゃないですか?

    いわば、我流解釈ということでしょ。
    我流解釈で「そこが量的緩和リフレ論の大きな勘違いです。」とまでおっしゃるのはいかがなものかと思ったのです。
    といいますか、「勘違い」呼ばわりをしておきながら、相手に「失礼」と言うのもいかがなものかと思いますね。

    また、Gaokaiさんの示したリンク先の「仮の部分」とは「仮に信用乗数がほぼ一定であれば、マネタリーベースをもとにマネーストックが中央銀行によりコントロールできることになる。」のことだと思いますが、私が7で述べたことは違います。
    つまり、信用乗数が変動して小さくなったのならば、その分も見越してベースマネーを増やせばいいという理屈ですよ。
    したがって、結局はベースマネーで調整できることとなり、同じことになるわけです。

  10. 10
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >>つまり、信用乗数が変動して小さくなったのならば、その分も見越してベースマネーを増やせばいいという理屈ですよ。
    >>したがって、結局はベースマネーで調整できることとなり、同じことになるわけです。

    野村證券の見解ではそのようにかかれていません。
    信用乗数=マネーストック÷マネタリーベース
    で表される。

    一般的に預金準備率や現金・預金比率(企業や家計が持つ預金に対する現金の比率)が上昇すると信用乗数は低下する。

    つまり信用乗数の変化がとまるとはかかれていませんね。
    花のヤンさんが言うような経済学的常識があるならそのソースをお示しください。
    もちろんリフレ論者以外の昔からの常識的見解です。

    それとも野村証券の見解も我流といわれますか?
    それから、日銀白川総裁もMB増加は無意味といっていたようですし、この方の意見も我流ですか?

    我流と勘違いでは失礼度合いが違いますよ。

  11. 11
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >つまり信用乗数の変化がとまるとはかかれていませんね。

    逆に、ベースマネー増加が絶対に追いつかないほど小さくなるとも書いてないでしょう。
    同じ野村證券の記事を見ても、私はあなたの解釈のようにはならないと思いますよ。

    >それから、日銀白川総裁もMB増加は無意味といっていたようですし、この方の意見も我流ですか?

    それはそうでしょう。
    白川日銀の頃は「日銀の常識は世界の非常識」とまで言われていましたからね。
    クルーグマンも金融緩和に消極的な日銀を批判していましたし、サマーズが金融緩和に難色を示した日銀幹部を馬鹿にした逸話も有名です。

    >我流と勘違いでは失礼度合いが違いますよ。

    これはそんなに頑張るような話ではないでしょう。
    私も言い過ぎたことを謝りますから、そろそろ意地を張るのは終わりにした方がいいですよ。