【11月22日に迫る大阪W選】橋下維新・大阪都構想の検証とデマ4

内向きな改革病と戦い続けるために

過去に拙ブログでも掲載したテーマですが、11月22日の大阪W選の前にいま一度大阪都構想と橋下徹氏のデマを検証しようと思います。
また我々日本人が今何をしていくべきなのか?どうするべきなのか?について大阪都構想騒ぎを通して語れたらと思います。
本稿は以下の部に分けて順次お送りしていきます。

1.大阪都構想とはどういうものだったのか?
2.大阪都構想で橋下徹が撒き散らしたデマと嘘
3.11月22日の大阪知事、市長W選における我々のすべきこと
4.内向きな改革病と戦い続けるために

本日は4部目、改革病という病と戦い続けるために何が必要でしょうか?

【後世の日本人に思いを馳せる】
新自由主義陣営の力は未だに強大であり、抵抗しても抵抗しても一向に良くなる気配がない、と諦めの境地に入る方もいるかもしれない。
しかしそれは大きな間違いであると筆者は断言する。
我々の後の世代、その次の世代で日本は亡国になっているかもしれない。その世代に何が残せるのか?

今ここで我々が折れて、戦い続けた証を残せなければ後世の日本人はどう思うだろうか?
「第2次世界大戦を戦い抜いた日本人も、やっぱりどんどん劣化してるんだ。だからもうしょうがないんだ」
もし筆者が後世の日本人だったら恐らくこう思うだろう。

今は結果が出ないかもしれない。抗い続けることに無力感を覚えるかもしれない。しかしながら、抗い続けることは決して無意味なことではないと考えます。

【歴史の転換点を生きる】
2008年のリーマン・ショックの後、我々の生きる世界は大きな転換点を迎えたと筆者は考えています。
以前お話したかもしれませんが、リーマン・ショックがブラックマンデーとどうしても重なるのです。
さらにはリーマン・ショックを経た後に世界はブロック経済の様相を呈してきました。

つまり第二次世界大戦前夜と現在の状況は非常に似通っていて、さらには確実に国際関係に遠心力(悪化、対立)が働くことは間違いないと思っています。
2008年のリーマン・ショックはソビエト崩壊と同様のインパクトをもった出来事であるのだと、筆者はそう感じております。

新自由主義の限界点が「もうそこまで近づいてきている」と考えます。
もっとも日本の政治と国民の殆どはそんなことを考えてもいないでしょう。
限界点を迎えてから右往左往してもダメなのです。そういった意味でも我々の存在意義は「明確にある」のだと思います。

【各個撃破でやっていくしか無い】
近年の例にしては珍しく「反改革派」が「改革病患者」に勝つ場面がありました。
大阪都構想です。稀有な例ではありますが、我々の希望がまだあることを示す例でもありました。

大阪都構想でなぜ勝利出来たのか?を考えてみますと以下の様な条件が出てきます。
・反新自由主義陣営、反改革派陣営のイデオロギーにとらわれぬ一致団結
・それを成すために新自由主義陣営側の論を徹底的に論破し、一見もっともらしく見える論や言葉を「そうじゃない、事実はこうだ」と拡散する
・各個撃破、全戦力の投入は常識的な話。やるときは一丸となって徹底的に
・新自由主義陣営の「嘘」を徹底的に叩く
・嘘や詭弁を弄する人とは「そもそも議論にならない」ので「議論しないで淡々と事実を持って叩き続ける」

あと大阪都構想のことは「大阪市の解体」という非常に身近、かつ直接生活に関わる話だったので否決が出来た、と言う面も大きいかと思います。
つまりTPPや農協改革、その他規制緩和等々は「直接自分の暮らしと関係ない」と思うひとが多いから「反対派が集結できない」のかもしれません。
「貴方の生活にも関わりがあるんだよ!」という説得の仕方が有効かもしれません。

【病気が長引くからと治療をやめる医者はいない】
世界は新自由主義という改革病に犯され、日本もウィルスの様な新自由主義を1997年に輸入してしまいました。
しかしこの病気は「治療は可能」と思われており、2008年を境に世界中の病気に気がついた医師たちが治療に乗り出しました。
病巣の原因は深く、人の欲望に道徳心が負けて生み出した病気とすらいえますので、治療は困難を極めることは確実です。

しかし困難であれ「根治可能」な病の前に治療をやめる医者がいないように、我々も「言論」をやめてはならないのだと思います。

以上4部作にわたる「橋下維新・大阪都構想の検証とデマ」でしたがいかがだったでしょうか?
少しでも皆様の参考になり、また11月22日の大阪W選の力になれたのなら幸いです。

P.S
以前ブログで書いた理想の状況に大阪W選はなってきております。
つまり自民、共産、民主、公明が連携し1人の候補を支援するという状況です。
また大阪維新の会は維新の党との分裂騒ぎで大揉め、泥沼化の様相を呈してきており、また相次ぐ不祥事、汚職が重なりイメージダウンになっております。

週刊誌を見れば大阪維新、橋下徹氏の批判記事が踊り「もはや大手マスコミが下げにかかる」のも時間の問題のように見えます。
大阪都構想の住民投票で大阪市解体が決まっていたら、恐らくこうはなっていなかったでしょう。

11月22日に皆様に「反新自由主義陣営の勝利」をご報告できるよう、私も微力ながら言論を続けていく所存です。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。


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  • holyfirework

コテヤン@どうやら管理人
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とあるご縁でブルーオーシャンを立ち上げることに… YouTubeでは高橋聡として動画投稿しております。 チャンネルへ |  反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地(毎日更新) |  進撃の庶民(毎週月曜寄稿)

「【11月22日に迫る大阪W選】橋下維新・大阪都構想の検証とデマ4」のコメント一覧

  1. 1
    baiannmidareame やす  :

    >「貴方の生活にも関わりがあるんだよ!」という説得の仕方が有効かもしれません。

    そうですね。先日の例の番組「正義のミカタ」において、堤未果さんが登場し、TPPが医療に及ぼす影響を解説されたときの盛り上がりを見ていても、非常に有効だと感じました。

    >病巣の原因は深く、人の欲望に道徳心が負けて生み出した病気とすらいえますので、治療は困難を極めることは確実です。

    仰る通り!まったく同感です。

  2. 2
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>やすさん
    どもです~
    やっとこさ大阪都構想4部作が完結しましたw正直つかれたwwww脳みそがドロドロになっておりますw

    政治を身近に感じられない日本人が沢山いるのだなぁ…と実感しております。
    本当は身近なものなのに…
    新自由主義者が難しい言葉使って乖離させたんじゃないか?なんて疑問も持っていますw
    「デフレは貨幣現象でマネタリーベースの問題だ!」(←間違ってるんだぉ?どこが間違ってるか会員の皆様は当ててみてくださいです、当てられたら特注オーダーメイドアバタープレゼントするぉ?同じ言い回しで何処かの単語を変えると正解になるぉ)
    とか言われても大多数はわからんですよ。これのどこに詭弁が入っているか。
    だいたいもって難しく言う人は疑ってかかるべきだと思ってますw経世済民に難しい言葉は必要ないじゃん…とw

    一緒に頑張っていきましょう~
    あ、運営覗いてくださいませです。アクセスアップのための色々を書いておりますです

  3. 3
    baiannmidareame やす  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん

    >「デフレは貨幣現象でマネタリーベースの問題だ!」

    「デフレは需要不足でマネーストックの問題だ!」

  4. 4
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>やすさん
    初っ端から正解出してくれちゃいましたwwwwwwww
    しょうがない・・・wどういうイメージのアバターがお好みでしょう?作りますですw
    私の技術の及ぶ範囲内ですがw

    注文ドーンと来てくださいな~ww
    (時々気まぐれ&面白い時にこ~言うイベント発生しますです。会員の皆様は見逃さないようにね♪当然告知なんてしませんぉ)

  5. 5
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    ちなみに正解なのを解説しておきます。
    マネーストック=民間にある資金で死蔵されているもの
    マネタリーベース=日本のお金の量

    お金の量がいくら増えても「死蔵」されてりゃ意味が無い。
    「デフレは貨幣現象でマネタリーベースの問題だ!」
    と言うのはお金の量さえ増えれば死蔵されても問題ないと解される。

    「デフレは需要不足でマネーストック(民間死蔵)の問題だ!」
    と言うのは死蔵される貯蓄が問題だと言っているわけで、つまり需要がないのが問題だ!と言っているに等しい。
    ということです。
    つまり1つ目は「お金の量」を問題にしていますが、それは不正解。2つ目の「民間に死蔵されているお金」を問題にして「需要」を問題にしているのが正解となりますです。

    まぁマネーストックとか難しい話は置いといて、「需要が足りない」のがデフレと理解していただければいいかなと。

  6. 6
    baiannmidareame やす  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん

    デフレは需要不足でマネタリーベースがマネーストックに回らないことが原因だ。になるのでしょうか?金融緩和でじゃぶじゃぶでも、それが日銀の当座に積まれている、もしくは投機に使われるだけでは、民間にマネーは回らないということでしょうか。

    となると、やはりデフレは需要創造でしか解消できないと考えるのが正解のように感じるのですよね。

  7. 7
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>やすさん
    えぇ、需要不足ということであってます。
    経済用語的に言うと確かマネーストック=民間にあるお金の量
    んで民間でお金が回ってない状態=デフレ=お金が回らないのは需要不足
    なので、貨幣現象として捉えるならマネーストックが問題=それって単に需要不足
    じゃぁ何で需要不足になるか=国民にお金がないから=マネーストックが偏ってる

    えっとイメージを捉えて頂けましたでしょうか?

    言い方の問題ですねw
    私も簡単に「需要不足」と言ったほうが感覚的に分かりやすいと思いますw
    ただ世の中には「デフレは貨幣現象でマネタリーベースの問題!」なんて詭弁を弄する輩がいるので、対抗するためにはこのロジックも理解する必要があったりするかな?と思いました。

    ・・・・多分上記で大体あってるはずw
    私も経済理論苦手なんですw