⑧貯蓄と投資

⑧貯蓄と投資
経済学的な論争の中心は、投資がどうなれば良いと思っているのか、そのためには何をすれば良いと思っているのかということです。投資の重要性については、古典派経済学もケインズ経済学も同じであり、投資家の動機の変化が景気動向の主な原因であると考えています。しかし、古典派経済学とケインズ経済学では投資の内訳に対する解釈が異なります。古典派経済学では生産設備、土地、株式、債権のあらゆる投資に関心を持っていますが、ケインズ経済学では有効需要である生産設備への投資だけが関心の的です。そして、その上で、投資家の動機をコントロール出来るかどうか、それは同時に、投資家の動機以外に要因があるかどうかでもありますが、そして、そういうものをどうすれば良いのかの考え方もまた分かれます。マーシャルなどの古典派経済学では、利子率次第で貯蓄から投資が行われ、過剰貯蓄が起こったり過剰投資が起こったりするとしてい...

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