①ケインズ的な新しい社会主義

①ケインズ的な新しい社会主義

 マルクス主義の主たるテーマは、ブルジョア階級とその道徳に従属することへの悲哀でした。マルクス主義は、経済学的には間違っていたのですが、その心情が間違っていたわけではありません。 現代の日本の労働者には、富裕層とその道徳に従属する悲哀があります。そして、すでに富裕層の利益を守ることが現代の道徳となりつつあります。労働者の言論は押し込められ、序々に富裕層の利益を守る道徳に逆らえなくなって来ています。投資家は、企業が労働者を低賃金で働かせ、首を切り、過労死や自殺をさせてでも、企業に利益を出させることを道徳としています。債権者は、融資という名の投資のリスクをすべて債務者に担わせ、債務者のみならず連帯保証人のすべての資産と所得を差し出させることを道徳であるとしています。最近の変化の傾向は、グローバリズムと呼ばれるもので総称されます。何よりも...

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