②政府債務における借入と返済の解釈

②政府債務における借入と返済の解釈

しばしば貨幣のことを流動性と表現することがあります。これは、貨幣の決済手段としての容易さを表すものです。国債などの他の資産の形であれば、一旦貨幣の形にする換金が必要になりますから、流動性が高いとは言いません。そこにいくと、現金や預金は、直ちに決済に使えますから、これを流動性が高いと表現するのです。特に現金の呼称として「流動性」が使われることもあります。政府が国債を発行するということは、政府が「流動性の低い貨幣」(国債)を発行し、民間の金融機関が持っている「流動性の高い貨幣」(貨幣)と交換し、民間の持っている流動性を凍結するということです。このとき、政府は貨幣を手に入れますが、金融機関の持っている貨幣を受け取る必要はありません。金融機関の貨幣には「凍結」という札を張り、政府は日銀の印刷した新品の貨幣を使えば良いのです。逆に、金融緩和を行うときは、金融...

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