自由主義者がもたらす不自由な世界

本日はやや思想的な話と構造的な話、パラドックスについてになります。まず結論だけ申し上げると、新自由主義者や自由市場主義者(リバタリアン)は「自由こそがいいものだ!」と論じますが、それが浸透していくと不自由を強いられる、という話です。 最初に自由主義者にもベクトルがあり、その分類をさっとおさらいしておきましょう。 ・リベラリズム(自由主義)民主主義下での自由を希求するも、平等や公平のためにある程度政府の介入を容認 ・ネオリベラリズム(新自由主義)主に経済学的思想であり、小さな政府と低い国境線で、ヒト・モノ・カネが行き交えば、勝手に市場の原理によって経済が均衡する、という考え方 ・リバタリアニズム(自由至上主義)ネオリベラリズムと相性がよく、個人の自由が全てであり、他者を侵害しない限りなんでも自由であるべき、という考え方。 まず注意したい点は、...

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