①AD-AS分析批判

①AD-AS分析批判 IS-LM分析は物価が一定であるという前提であり、物価の変動と言う概念はありません。そこに物価の概念を入れようというのがAD-AS分析です。 物価の概念を入れれば、必ず、それは雇用と賃金の概念を入れることになります。なぜなら、物価が上がれば実質賃金が下がり、完全雇用が達成される、というストーリーになるからです。よって、IS-LM分析が財市場と金融市場の関係を表すのに対して、AD-AS分析では、財市場、金融市場、労働市場の3つの市場を同時に表せるとしています。AD-AS分析の座標は縦軸に物価P、横軸に実質国民所得Y(物量)を取ります。そして、その上でIS曲線とLM曲線を合体させたものとしてAD曲線を引きます。AD曲線は総需要曲線とも言います。AD曲線は財市場と金融市場の均衡状態を示す曲線で、グラフでは右肩下がりになります。AS曲線は総供給曲線とも言い...

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