量的緩和の弊害

「量的緩和の弊害」

 

量的緩和の目的は、MBを増やすこと。もっと核心的に言うと、日銀当座預金を増やすこと。

これが増えること資金運用効率が悪くなるため、民銀はそれを上げようと貸し出しが増やすだろうというのが政策の基本的意味であることは誰もが知っていることです。

そして貸し出しが増えると、消費が増えるだろう、預金も増えるだろうとなります。

 

しかし、この論理はとてもへたくそな三段論法。必要十分条件が満たされないままの飛び石論法。日銀当座が増えても貸し出しに回らなければそれは絵に描いた餅なんです。

だからなんでしょうか、これにインフレ目標を加えるとそのへたくそな三段論法がまともなものになるでしょう、どうだ。と言うのがインタゲ理論なんだと思います。

 

しかしそんなものを加えたとて、目論見どおりに行動してくれないのが人間心理。

いや、一部のヒトだけでもその気になってくれれば政策は稼動する、効果を発揮するでしょうというのが確率論を応用した理論でしょうか。

 

しかしそれも徐々に効果が薄れるのがヒトの心理と言うものでしょう。

だから現在ではもうすでにインタゲのアナウンス効果は全く消失してしまったと言っていいのではないでしょうか。

 

従って現在ではあるいは今後はインタゲ効果はもう二度と発現しないでしょうと言い切っておきます。ではアベノミクスも効果はないのだから早々に安倍退陣しなさいと言うのも間違いです。

どうしてかというと、そもそもですがアベノミクスはインタゲそのものではないからです。

インタげの顔をした別物なんです。

ではそれは何かと言うと、似非バブル政策といいましょうか、「中途半端なバブルよもう一度」という政策なんだと思います。

つまり資産インフレが主眼ということです。

ただアベノミクスについての考察はこの論考の目的から外れますので元に戻します。

 

と言うか前置きが長くなりましたがこれからが本論です。

 

量的緩和は、効果は基本的にないというのがGokaiの考えですが、

一方、下記に記すような大きな弊害があるという考えも持っています。

 

量的緩和の弊害:

  • 円キャリートレードによる資源投機への誘導
  • この結果による資源上昇で、国債収支が悪化や庶民にとってのコストプッシュインフレ

という弊害。「不況+インフレ」というスタグフレーションの可能性の増加。

  • 貸し出しが担保不十分な国内資本に向かわず、担保十分な海外資本に向かいその資金が

国内の優良資産の安値取得資金となる。(日本安売り効果)その結果将来的に対外資産

収支の悪化要因となる。

 

※上記は、纏めると、国債収支の悪化、日本資産の安売り、スタグフレーションの三点です。

 


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「量的緩和の弊害」のコメント一覧

  1. 1
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    質問がありますです。
    Gokaiさんは政府支出による分配論だったかと思いますが、この原資は日銀の国債の直接引き受けを想定しているのでしょうか?という質問が一点と…

    あと公共事業論、分配論にしても民間のMSが増える=円安方向に進むのでは?
    これとインタゲ論の円安との違いはなんだろう?と思ったり。

    以上が質問でした~。
    現在分配論もインタゲ論も勉強し始めたばかりなので、わからないことが多くてw

  2. 2
    Gokai  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん

    疑問質問なんでもごじゃれ!
    というかコメント有難うございます。

    Gokaiはインタゲによる円安効果は薄いと思っていて、今の円安は貿易収支赤字の影響だろうと思います。
    理由は、円ドル相場の推移を見れば明らかではないでしょうか?
    http://ecodb.net/exchange/usd_jpy.html
    安倍内閣誕生は2012/12、白川総裁退陣は2013/3であることを考えれば、為替レートの2012/9の底打ち反転は辻褄が合いません。
    「外貨準備」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E8%B2%A8%E6%BA%96%E5%82%99
    また、
    「円相場」←これの国際収支の項をご覧ください
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E7%9B%B8%E5%A0%B4

    >政府支出による分配論だったかと思いますが、この原資は日銀の国債の直接引き受けを想定しているのでしょうか?

    政府が1300兆円の国債発行してそれを民間銀行が引き受け、民銀から受け取ったお金を国民に配るというものです。
    民銀にすべての国民の口座を強制的に開設して、そこに1000万円を振り込むもよしです。「リベラル勢力でこの論に反対の者は、リベラルの看板下ろせよ!」と言いたいが、財政健全化の洗脳効果による抵抗は大きいのです。

    インフラ公共事業に要する費用の建設国債調達で、MBは増加しませんがMSは増加します。
    しかしMSが増えてもそれが為替市場に流れ込まない限り、為替レートを変える力にはなりえません。「お金が増えたからサー円安だぞー!」との想像力だけで為替レートの変動は無いと思います。

    日本人は言霊信仰民族なので案外それで変動かもしれませんが、B型血液も居りますのですぐに方向転換すると読みます。

  3. 3
    Gokai  :

    「量的緩和の弊害」の本文中で、
    国債収支の悪化となっておりますが正しくは国際収支の悪化です。
    訂正申します。(国債収支→国際収支)

  4. 4
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>Gokaiさん
    詳細な解説ありがとうございます。
    ちょっと反TPPの特集準備で御返事が遅れましたm(_ _)m

    一つ目のURLは確かに説得力があります。
    二つ目については現在勉強中ですw
    ただイメージ的には貿易黒字が増えて、それを国内に投資するとすれば初めて円高になる、と言う感じかなのかな?と。外国に貸し付けるのではなくて。

    今まで公共事業論一本でやって来ましたので、他の理論を勉強するのは大変ですww

  5. 5
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>Gokaiさん
    あ、今調べてまして2014年10月の追加緩和はひとつ目のURLと一応辻褄が合うような。
    追加緩和前から推測が出てたので、それに呼応して…ということはありませんか?
    う~ん…わからん。

  6. 6
    holyfirework 灯火  :

    基本的には支持します。

    〉 円キャリートレードによる資源投機への誘導 この結果による資源上昇で、国債収支が悪化 や庶民にとってのコストプッシュインフレ
    という弊害。「不況+インフレ」というスタグフ レーションの可能性の増加。

    円安+キャリートレードの相乗効果による二重三重のインフレ効果が、日本人をより貧しくする可能性がありますね。
     

    〉貸し出しが担保不十分な国内資本に向かわ ず、担保十分な海外資本に向かいその資金が
    国内の優良資産の安値取得資金となる。(日本安 売り効果)その結果将来的に対外資産収支の悪化要因となる。

    これは、地価デフレと潜在成長力の低迷が根元なので、解決は厳しいですね。
    これへの解決策は、日本人全員に1000万円給付ですか?

  7. 7
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >基本的には支持します。

    ありがとうございます。
    リフレ政策は、予定された効果は金融メカニズム的には発現しないはずで、そればかりか弊害があります。
    はっきり言いますと、リフレ論者は金融システムを理解しておられないで政策立案したとしか思えません。
    とは言え弊害が顕在化しているとも確定しているともいえませんが、現日本経済においてその弊害が現出していないともいえません。
    では原油価格の下落どうなのか、円キャリードルキャリーがあるなら原油価格は高騰しているはずではないかと反論がきそうですが、投機は投機ファンドの意思しだいとしか申し上げらず、ただ何年か前にも円キャリーによる弊害として資源化下記の高騰が指摘されたのも事実です。
    今は新イスラム国家への資金を立つという意味でも原油価格の下落都合が良いと言う面もあるでしょうし。

    >これは、地価デフレと潜在成長力の低迷が根元なので、解決は厳しいですね。
    >これへの解決策は、日本人全員に1000万円給付ですか?

    地価等資産価格下落は、バブル崩壊という名で表現されています。
    年次改革要望書というアメリカからの指示書が厳然とある以上、「日本クラッシュ計画」もある可能性は高いと思います。
    バブル崩壊はその最初のイベントなのだとも言えそうです。
    このバブル崩壊によって、日本国民が失えたお金は、7000兆円に達します。「東京の23区を売ればアメリカ全土が買えたといわれたことから考えると、土地や株式などは容易に現金交換が可能なのですからマネーと言ってよい。それが下落したのですから日本国民は莫大なマネーを瞬時に失えたのでした。

    従って日本を復活させるためには、ある時期まではこのバブル崩壊の真逆の政策をすれば事足りたわけですが、時期を失いまた構造改革が行われてしまった後の現在では既に遅しで事足りません。

    だから最善の復活策を図るなら日本人全員に1000万円ずつ配る必要が生じてきました。
    その理由を「国民一人につき1000万円を配ることの目的」でまとめてみました。
    http://anti-neoliberalism.top/09/3720/

  8. 8
    Gokai  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん
    >あ、今調べてまして2014年10月の追加緩和はひとつ目のURLと一応辻褄が合うような。

    一箇所でも辻褄が合わないところがあれば、量的緩和だけが原因とはいえなくなります。その場合、辻褄が合うように見えている箇所はたまたまになりますね。
    たとえな2014/10以降は量的緩和が原因ではなく量的緩和と平行で行われた政策の効果を疑うわけです。

  9. 9
    Gokai  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん
    >ただイメージ的には貿易黒字が増えて、それを国内に投資するとすれば初めて円高になる、と言う感じかなのかな?と。

    貿易黒字で得た超過ドルを、例えば国内景気が悪いために決算用として持ち込むときにドル円相場に影響を与えて円高にすると同時に、貿易でせっかく稼いだそのドルは為替市場で消失します。
    つまりこの結果、ドル表示での対外資産は増加しないという理不尽も起こります。

  10. 10
    holyfirework 灯火  :

    >>Gokaiさん

    私は、地価デフレは、少子化と人口減少による個人の住宅需要の低下と、潜在成長力低下による企業の投資意欲低下によるものと思います。
    例外は政府と、JRなど交通系・流通系企業です。
    そこで、私の考える地価デフレ対策は、
    ①公共事業を大規模に行い、ネット通販全盛時代に対応できるだけの物流強化を、高速道路網整備によって行い、全国の周辺地域への波及効果を狙う。
    ②建物固定資産税を廃止し、不動産保有コストとリスクを軽減することで、不動産取引の活性化と、土地価格の適正化、不動産担保価値上昇による、間接金融の活性化を狙う。

    良ければ、貴党でも、ご検討ください。

  11. 11
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >地価デフレは、少子化と人口減少による個人の住宅需要の低下と、潜在成長力低下による企業の投資意欲低下によるものと思います。

    申し訳ありませんがそのようには思えません。

    ・地価推移:ピークは1991年
    http://www.tochidai.info/
    ・人口推移:ピークは2010年
    http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/shakaihoshou/dl/07.pdf

    ・合計特殊出生率推移:1975年に2.0を割り込みその後低下を続ける
    http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12-2/dl/01.pdf
    ・株価推移:
    http://ecodb.net/stock/nikkei.html

    上記データから見る限り、地価下落は、株価ピークに遅れること1年後からですし、人口推移等を見ますと辻褄が合いません。。
    実際、大蔵省と日銀による貸し出しの総量規制が始まってから地価は大幅に下落を始めます。Gokaiが生き証人です、w。

    なお、Gokaiは「バブル崩壊の真逆の政策」をとる時期は過ぎたと思います。事前策としては考えなくもないですが、理由は対外資産負債残高に大きな影響を与えるからです。つまりメリットもありますがそれ以上にデメリットが大きいということです。

  12. 12
    holyfirework 灯火  :

    1000万円給付の効果は、多くの家庭での経済的な問題を解決し、住宅購入や出産に踏み切る家庭もあるでしょう。

    しかし、一年限りの給付金では、効果も一時的なものに限られます。問題の根本的な解決にはならず、いずれ再燃します。

    その点は、どうお考えですか?

  13. 13
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>Gokaiさん
    >>9
    >>8
    あ、なるほど確かに。う~ん…経済理論は難しい…
    特に>>9は「あ~確かにそうなるなぁ…」と。
    私は政治やら歴史の観点とか、概念的なとかの方向性で見てしまうので理論が難しく感じますw

  14. 14
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >一年限りの給付金では、効果も一時的なものに限られます。問題の根本的な解決にはならず、いずれ再燃します。

    一回限りの巨額給付ですから、計画的に使わなければなりません。しかしその一部が動いただけでも名目GDPは大幅に増加します。たとえば1/10の100兆円が動いたとしても名目GDPは乗数効果も含めれば300兆円ぐらい増加しそうです。しかも分配再分配にも同時並行で配慮するわけですから、1年限りで止まることはありません。循環し続ける1990以前のシステムに戻るだけです。

  15. 15
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >安倍内閣誕生は2012/12、白川総裁退陣は2013/3であることを考えれば、為替レートの2012/9の底打ち反転は辻褄が合いません。

    それは2012年9月の自民党総裁でインフレターゲットを公約にしていた安倍晋三氏が当選したからですよ。
    当時は自民党の大勝が確実視されていましたから、投機市場ではインフレ期待が高まったわけです。
    あなたの主張するタイミングでも辻褄はしっかり合っていますね。

    といいますか、2012年10月頃までの為替はほぼ横ばいと考えていいくらいレベルです。
    やはり、分岐点としては2012年11月に野田政権が解散総選挙を決定したことでしょう。

    まあ、いずれにしてもインフレ期待で説明がつきますね。

    そして、2014年11月の円安シフトもコテヤンさんが指摘するとおり2014年10月31日の日銀による追加金融緩和がモロに反映されています。

    >一箇所でも辻褄が合わないところがあれば、量的緩和だけが原因とはいえなくなります。その場合、辻褄が合うように見えている箇所はたまたまになりますね。

    それは強弁というものですよ。
    しっかり辻褄が合っていますからね。

  16. 16
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >「円相場」←これの国際収支の項をご覧ください

    おそらく、あなたの言いたいことは「『経常収支+資本収支+外貨準備増減=0』だから、経常収支以上に資本収支が動くことはない。したがって、為替動向は経常収支の影響が大きい」というなのでしょう。
    しかし、資本収支はトータルでは打ち消し合っても取引額では経常収支よりも遥かに大きいこと、たとえトータルでは資本収支がゼロであっても為替が動くこと、この2点によりあなたの主張は誤りです。

    では、トータルで資本収支がゼロであっても為替が動く実例を示しましょう。
    以前にインフレターゲットで円安になる説明で出た「円建ての金融資産を売って、外国通貨建て金融資産を買う」行為です。

    ①円建て金融資産を売る
    (借方)       (貸方)
    現金(資本収支) = 円建て金融資産(資本収支)

    ②外国通貨建て金融資産を買う(このとき為替が円安にシフトする)
    (借方)           (貸方)
    外国通貨建て金融資産(資本収支) = 現金(資本収支)

    ①と②をトータルすればゼロになりますが、為替は円安にシフトします。
    したがって、あなたの主張は間違っています。

  17. 17
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >おそらく、あなたの言いたいことは「『経常収支+資本収支+外貨準備増減=0』だから、経常収支以上に資本収支が動くことはない。

    ↓この説明のことなら、そういう意味ではありません。
    WIKIの円相場の説明文中の「国際収支」の項目に次の説明があります。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E7%9B%B8%E5%A0%B4
    (引用)貿易黒字が増えると円高が進む、あるいは逆に貿易黒字が減ると円安になるという議論があるが、為替介入がない場合、貿易黒字と対外貸付の変化が均衡するように為替は変動する。

    ↑これの意味は、たとえば、
    レート100円/ドルのとき、対外資産が500兆円(5兆ドル)だったとした時、
    経常収支で50兆円(5千億ドル)の黒字が発生すれば対外資産は、550兆円(5.5兆ドル)にならなければならないのですが、
    対外貸付すなわち対外資産が増えない場合なのですから5千億ドルは、為替市場で円に交換されるわけで、円高圧力が発生し、為替レートは、100円×500/550=90.9円/ドルに移行し、
    結果的に対外資産は円カウントで454.5兆円、ドルカウントだと5兆ドルのままという説明なのだろうと思います。

    しかし確かにこの説明には無理があります。
    正しくは下記じゃないかと考えます。
    円ドル為替市場の取引額は、40兆円/日に対し、
    為替市場の年間市場開場日が200日として、5000億ドルが均等に売りに出される場合は25億ドル(100円/ドルレートのときなら2500億円)の円買いドル売り圧力。
    つまり、100円×(40.25-40)/40=0.62円/日の円高圧力となる計算です。

    この計算の前提は、変動相場制でしかも為替介入も無く、さらに稼いだドルを対外貸付とせずすべて円に交換した場合です。

    固定相場制なら、稼いだドルをすべて円に交換しても、このように稼いだドルが為替市場で消失することなくすべて対外貸付になります。

  18. 18
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >(引用)貿易黒字が増えると円高が進む、あるいは逆に貿易黒字が減ると円安になるという議論があるが、為替介入がない場合、貿易黒字と対外貸付の変化が均衡するように為替は変動する。

    >正しくは下記じゃないかと考えます。
    >円ドル為替市場の取引額は、40兆円/日に対し、(以下略)

    どちらも、以前に説明した「ゾウとアリの綱引き」の理屈で否定できます。
    資産経済が肥大化した現在では、経常収支の規模よりも投機市場での取引の方が遥かに大きく、「期待に働きかける」政策で投機市場の流れを変えれば経常収支の動向よりも遥かに大きな変動圧力になるのです。

    このことについては、あなたがウキペディアを参考にしているのなら「マンデルフレミングモデル」の項目を一読することをお勧めします。

  19. 19
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >それは2012年9月の自民党総裁でインフレターゲットを公約にしていた安倍晋三氏が当選したからですよ

    そのように考えれば辻褄が合いますので、時期的な側面からの検証では、「期待と円安の因果関係」について、明らかに無いとはいえないですね。

  20. 20
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >どちらも、以前に説明した「ゾウとアリの綱引き」の理屈で否定できます。

    そのご意見には具体性が無く単に印象を述べたに過ぎません。
    象のパワーと蟻のパワーの計算が必要ということです。
    それに、「一日の取引量と貿易収支の圧力」との関係を「象と蟻の綱引き」と置き換えていいのかという検証も必要です。綱引きは直列ですが、為替取引は並列かもしれないじゃないですか。

  21. 21
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >このことについては、あなたがウキペディアを参考にしているのなら「マンデルフレミングモデル」の項目を一読することをお勧めします。

    WIKIを信用しているのではなくさまざまな考え方があり、その中で何が正しいかを選択する必要があると申しています。
    尚、MF理論は量的緩和を考えていないモデルですから、それを引き合いに出すのは辻褄が合いません。

  22. 22
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >それに、「一日の取引量と貿易収支の圧力」との関係を「象と蟻の綱引き」と置き換えていいのかという検証も必要です。
    >綱引きは直列ですが、為替取引は並列かもしれないじゃないですか。

    それは、あなたが並列であることを論証してから言うものですよ。
    もっとも、その前に並列だと「ゾウとアリの綱引き」が成り立たないことも示す必要がありますが。

    >尚、MF理論は量的緩和を考えていないモデルですから、それを引き合いに出すのは辻褄が合いません。

    あなたが何故そのように理解したのかわかりませんが、MFモデルが実質金利を動機として投資家などによる資本移動を論拠にしているわけですから、実質金利の変動要因である量的緩和の影響は考慮されていますよ。
    その証拠に、MFモデルの結論として「変動相場制のもとでは、財政政策では通貨高により相殺されるため、金融政策の方が効果的である」とされています。
    つまり、MFモデルの結論として量的緩和などの金融政策が推奨されているわけです。

    なお、このMFモデルでは財政政策が否定されているわけではなく、「財政政策を実施するならば、並行して金融緩和をおこなうべき」と理解すべきです。

  23. 23
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん

    ちなみに、実質金利の定義は次のとおりです。
    「実質金利≡名目金利ー期待インフレ率」

    私は皆さんにわかりやすくなるよう「期待実質金利」とか「実質金利(名目金利ーインフレ率)」というような書き方をしていますが、厳密にはどれも間違いです。

  24. 24
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >それは、あなたが並列であることを論証してから言うものですよ。

    それはちがう、ぞうとありの関係に相似であるとの証明する義務のあるのは私ではありません。
    そのたとえは花のヤンさん、貴方が出したものだから貴方に説明責任があるのです。説明できないのならそのたとえは引っ込めるべきです。
    そして貴方の主張を裏付けることの出来る別のたとえを出すべきです。

  25. 25
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん

    それは説明済みですよ。
    「資産経済が肥大化した現在では、経常収支の規模よりも投機市場での取引の方が遥かに大きく、「期待に働きかける」政策で投機市場の流れを変えれば経常収支の動向よりも遥かに大きな変動圧力になるのです。」の部分が説明というか本文になります。
    これを「ゾウとアリの綱引き」に喩えたわけですよ。

  26. 26
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >「資産経済が肥大化した現在では、経常収支の規模よりも投機市場での取引の方が遥かに大きく、

    大きいというだけでは具体性が無いので説明になりません。それで信用するのは信者さんだけでしょう。

  27. 27
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >ちなみに、実質金利の定義は次のとおりです。
    「実質金利≡名目金利ー期待インフレ率」

    ちがいます。「実質金利=名目金利-インフレ率」:です。

  28. 28
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん

    あなたも仰ったじゃないですか。
    「円ドル為替市場の取引額は、40兆円/日」ということは、日本のリーマン前の輸出額が年間で90兆円程度でしたから、年間輸出総額が円ドル為替市場だけに限っても2日分程度にしかならないわけです。
    これだけ金額に差があるわけですから、資本収支をゾウに経常収支をアリに喩えるだけの規模の差があると言ってもいいでしょう。

  29. 29
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >あなたが何故そのように理解したのかわかりませんが、MFモデルが実質金利を動機として投資家などによる資本移動を論拠にしているわけですから、実質金利の変動要因である量的緩和の影響は考慮されていますよ。

    それは説に過ぎません。実際にそのような投資をしているかどうかとは違います。

    >その証拠に、MFモデルの結論として「変動相場制のもとでは、財政政策では通貨高により相殺されるため、金融政策の方が効果的である」とされています。

    「変動相場制+財政政策」という事が理由で通貨高は起こりません。
    イッタイどこからそんな出鱈目を学んだんでしょうね。
    ならば「固定相場制+財政政策」で通貨高は起こらないんでしょうかね。

    それとMF理論が成立する条件のどこに、量的緩和政策が記述されているんだか?ソースをお見せください。
    つまり、MFモデルの結論として量的緩和などの金融政策が推奨されているわけです。

  30. 30
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >ちがいます。「実質金利=名目金利-インフレ率」:です。

    そう仰るのなら一度ネット検索することをお勧めします。
    ちなみに、あなたがよく引用するwikipediaの記事ではこのように書いてあります。
    「実質金利(じっしつきんり)とは、名目金利から予想される物価上昇率を差し引いたものである」

  31. 31
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >>あなたも仰ったじゃないですか。
    「円ドル為替市場の取引額は、40兆円/日」ということは、日本のリーマン前の輸出額が年間で90兆円程度
    >>これだけ金額に差があるわけですから、資本収支をゾウに経常収支をアリに喩えるだけの規模の差があると言ってもいいでしょう。

    ご自分の言葉に具体性がゼロだということにお気づきになれないんですか?
    「これだけとか大きいとか」という意味にもピンきりですよ。

  32. 32
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >それは説に過ぎません。実際にそのような投資をしているかどうかとは違います。

    今回の論点は「MFモデルが量的緩和を考えていない」というあなたのモデルの解釈の話ですよ。
    「実際にそのような投資をしているかどうか」は問題ではありません。
    もっとも、投資家などが実質金利を有力な判断材料として投資活動をやっていることは常識ですが。

    >「変動相場制+財政政策」という事が理由で通貨高は起こりません。
    >イッタイどこからそんな出鱈目を学んだんでしょうね。

    今さら何を言っているのですか。
    MFモデルはそういう理屈であって、今回はその解釈が論点です。
    あなたがここでMFモデルを批判しても意味がありませんし、それでは「MFモデルを理解していなかった」という疑念を感じざるをえません。

    >それとMF理論が成立する条件のどこに、量的緩和政策が記述されているんだか?ソースをお見せください。
    >つまり、MFモデルの結論として量的緩和などの金融政策が推奨されているわけです。

    「MF理論が成立する条件に、量的緩和政策が記述されている」とは誰も言っていませんし、この引用した2行には論理的なつながりがありません。
    慌てて書く必要はありませんから、私のような察しの悪いタイプの人間にも易しくわかりやすい文章をおねがいします。

  33. 33
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >ご自分の言葉に具体性がゼロだということにお気づきになれないんですか?
    >「これだけとか大きいとか」という意味にもピンきりですよ。

    そう言われても、ネットで検索しても資本経済は実体経済の100倍以上とか1万倍以上などと言った感じで明確な定説はなさそうですからね。
    「俺は信じないぞ」とあなたが仰るのなら、それはそれで仕方がありません。
    別に、私は論破しようというような意思はありませんからね。

  34. 34
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >今さら何を言っているのですか。
    MFモデルはそういう理屈であって、今回はその解釈が論点です。
    あなたがここでMFモデルを批判しても意味がありませんし、

    MF理論にそういうもの、つまり「変動相場制+財政政策」で通貨高になるという理屈はありません。ソースをどうぞ。
    なお、MF理論を批判しているので無く、花のヤンさんの知識を批判しているのです。

  35. 35
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >MF理論にそういうもの、つまり「変動相場制+財政政策」で通貨高になるという理屈はありません。ソースをどうぞ。
    >なお、MF理論を批判しているので無く、花のヤンさんの知識を批判しているのです。

    では、wikipediaの記事を引用します。
    「(変動相場制下でのモデルの運用)財政政策は、金利上昇に伴う消費や投資の落ち込みというクラウディングアウトだけではなく、通貨高による純輸出の減少という形によって効果が小さくなる。財政拡大は金利を上昇させる圧力を発生させるが、これは開放経済においては他国からの資金の流入を呼ぶこととなる。この資金流入によって金利は一定に保たれる一方で、変動相場制では自国通貨が増価することになる。自国通貨高は輸出減と輸入増をもたらすため外需が減少し、財政拡大によって増えた内需を相殺することになる。」

  36. 36
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >クラウディングアウトだけではなく、通貨高による純輸出の減少という形によって効果が小さくなる。

    この記事は、既に検索済みです。そしてこれに通貨高と書かれていても通貨高になる理由が書かれていない、したがってソースになりません。

  37. 37
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >財政政策は、金利上昇に伴う消費や投資の落ち込みというクラウディングアウトだけではなく、

    それに財政政策による金利高とも書かれていますから、MF理論はやはり量的緩和は考慮されていないですね。つまりMF理論に量的緩和が考慮されているという貴方の認識は勘違いです。

  38. 38
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >「俺は信じないぞ」とあなたが仰るのなら、それはそれで仕方がありません。
    別に、私は論破しようというような意思はありませんからね。

    信じる信じないではなく貴方の発言が非論理的と申しています。

  39. 39
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >この記事は、既に検索済みです。そしてこれに通貨高と書かれていても通貨高になる理由が書かれていない、したがってソースになりません。

    よく読んでください。
    円高になる理由がちゃんと記載されています。
    「財政拡大は金利を上昇させる圧力を発生させるが、これは開放経済においては他国からの資金の流入を呼ぶこととなる。この資金流入によって金利は一定に保たれる一方で、変動相場制では自国通貨が増価することになる。」

  40. 40
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >それに財政政策による金利高とも書かれていますから、MF理論はやはり量的緩和は考慮されていないですね。
    >つまりMF理論に量的緩和が考慮されているという貴方の認識は勘違いです。

    それは財政政策に関する記述の部分だからですよ。
    別の箇所にはしっかり「逆に、金融政策は、為替レートの変更に伴う外需増減を通じてIS曲線も移動させるため、変動相場制下では効果が高まる。」と記載されています。
    金融政策が有効だということは、当然ながら金融緩和も有効だということになります。

  41. 41
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >信じる信じないではなく貴方の発言が非論理的と申しています。

    あなたにとって非論理的に見えるのならそれも仕方ないでしょう。
    私はできる限り親切に説明したつもりなのですが、そう感じられたのなら私の力量不足なのだと諦めるしかないですね。

  42. 42
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >それは財政政策に関する記述の部分だからですよ。
    別の箇所にはしっかり「逆に、金融政策は、為替レートの変更に伴う外需増減を通じてIS曲線も移動させるため、変動相場制下では効果が高ま

    とにかく財政政策において金利が上昇するという理屈は、量的金融緩和を考慮していないということになります。ということは、金利が上昇しないようにできるのですから資金が流入する理由もなくなります。つまり、象とありの綱引きのたとえは的外れです。

  43. 43
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >とにかく財政政策において金利が上昇するという理屈は、量的金融緩和を考慮していないということになります。

    それは理解しがたい理屈ですね。
    金融緩和なしで財政政策をやれば通貨高になって財政政策の効果が相殺されるという話なのに、なぜ「量的金融緩和を考慮していないということになります」という理屈になるのか理解できません。
    このような論理を駆使していては何も得ることはないでしょう。

  44. 44
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >ということは、金利が上昇しないようにできるのですから資金が流入する理由もなくなります。
    >つまり、象とありの綱引きのたとえは的外れです。

    「金利が上昇しないようにできるのですから」とは言っても、それは金融政策で通貨高を抑えることができるからですよ。
    つまり、あなた自身が資産経済を誘導する政策で在政策による通貨高を抑えることを認めているわけです。
    そうなると、「象とありの綱引きのたとえは的外れ」どころか、あなた自身が「象とありの綱引き」を認めていることなりますね。

  45. 45
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >「金利が上昇しないようにできるのですから」とは言っても、それは金融政策で通貨高を抑えることができるからですよ。

    ちがいますよ。
    量的金融緩和そのものが金利を直接下げます。通貨高を介して金利を下げるのではありません。
    金利決定のメカニズムの基本をご存じないようですね。
    インタゲ論者さんとは、皆さんそんな重要なこともご存じないのですか。

  46. 46
    jan2002 花のヤン  :

    >>Gokaiさん
    >量的金融緩和そのものが金利を直接下げます。
    >通貨高を介して金利を下げるのではありません。

    ちょっとわかりにくいですね。
    「通貨高を介して金利を下げる」とはどういう理屈ですか?
    とは言っても、だいたい仰りたいことはわかりますが、やはりわかりやすく書いてくれないと読む方が困ります。

    たしかに、金融緩和の効果には実質金利を下げる働きと資金需要を満たして名目金利が上がらないようにする働きの両方がありますが、どちらも正しいわけですし、どちらも金融緩和の効果であることに違いはありません。
    あなたの頑張りたい気持ちはわかりますが、これでは私の指摘したことへの反論にはなっていませんよ。

    といいますか、話がループ気味となってきましたし、この程度の内容で「そんな重要なこともご存じないのですか」というようなやりとりするのは本意でありませんので、そろそろ打ち切らせていただきます。

  47. 47
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >「金利が上昇しないようにできるのですから」とは言っても、それは金融政策で通貨高を抑えることができるからですよ。

    ↑金融政策で通貨高を抑えると金利も上がらないとおっしゃられたのですよね、これは。
    だから「為替レートを介して金利を下げていると理解しておられる」のでしょうがそれは違いますよということです。

  48. 48
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >あなたの頑張りたい気持ちはわかりますが、これでは私の指摘したことへの反論にはなっていませんよ。

    頑張りたいというより、金利の決定メカニズムも知らないでインタゲ主張は変ですよって話。
    「間違ってないよ」って意地を張ってるのではなく単に事実を言ってるだけ、それを貴方が理解できないだけですよ。

  49. 49
    Gokai  :

    そういや日銀ページでも、長期金利について混乱を招くような説明していたような。
    自分で真実を検証できる能力が無ければ混乱するのは仕方ないかもです。
    ヤンさんは帰納法を使うのが苦手なのではないですか?

  50. 50
    Gokai  :

    >>花のヤンさん
    >この程度の内容で「そんな重要なこともご存じないのですか」というようなやりとりするのは本意でありませんので、そろそろ打ち切らせていただきます。

    貴方の知識から得るものは何もなさそうなのに、上から目線の口ぶりには飽き飽きしてたので、正直願ったりです。