国土建設という観点からのインフラ整備

国とはそもそも何なのでしょうか?と言う問いには様々なものがあろうかと思います。

昔の専制政治の時代ですと、国とは共同体ではなく領主のものと言った見方が出来ます。
(現在の中国はまだこの体制に近いかもしれません)
しかしながら民主主義という制度により、国と言うものの考え方、捉え方が大きく変わってきたのは18世紀あたりだったかと思います。
アメリカの独立と合衆国憲法の制定、フランス革命等々です。
※例外としてローマ等の例もあり、彼らはローマ市民として国家を意識していたようです。

さらにフランス革命後、ヨーロッパの国々が次々に民主主義になっていったという経緯だったかと思います。
一説にはこの民主主義の伝播は「軍事面」での影響もあったようです。なぜなら国王に率いられる国王の私設軍よりも、民主主義の国民全体軍とでも言うべきでしょうか?が強かったという面もあるようです。
日本も明治維新を経て幕藩体制をやめ、廃藩置県等々がすすみ国民国家になったのが19世紀中頃だったかと思います。

民主主義とはしばしば国民国家という言葉で語られます。
国民が主権をもち、政治が国民のために施政しという「国を最大のコミュニティ」と解する体制のことです。

領主政治などではその領土の中の人民が「自分たちは○○国民だ」と言った意識はあまり(もしくは全く)なかったようです。
これは江戸の幕藩体制を観察しても事実なのだろうと思います。
彼らは「○○藩の人間」であって「日本の国民」という意識は全く無かったようです。

上記のような考察から現在の日本とは「国民国家であり、国が最大のコミュニティである」という定義から論を進めていきます。
※コミュニティ=共同体と考えて下さい

さて、コミュニティとはそもそもなんでしょう?一体どういった働きを持っているのでしょうか?
古い時代の村が最大のコミュニティであった例が分かりやすいかもしれません。
村人はもちろん狩りにも行きますし、農耕もするわけですが一人で生きていけるわけではありません。
魚は漁師と、肉は狩人と、農作物は農家と交換したりわけあったりして生きていたわけです。
また怪我をしたら食べ物を分けてあげたり、こういった一人で出来ないことを共同でやることがコミュニティの定義なのだと思います。

それでは国が最大のコミュニティと言うのはどう解されるでしょうか?
例えば失業保険や生活保護などのセーフティーネットもそうですし、そして個人や企業が出来ない事業を国が受け持つという事になります。
これがいわゆるインフラ整備、国土建設なのだと思います。

国土は建設されねばならないのでしょうか?という一つの疑問が出てくるかもしれません。
しかしながら日本で国土建設が過去になされていなければ、高度成長期もなく今よりももっと貧困な社会になっていたでしょう。
なぜならば企業や個人はインフラなしには経済活動をすることそのものが不可能だからです。

かつてのローマが何故あれほどの権勢を誇ったのか、と言う問いに多くの歴史家は驚異的なインフラの整備を挙げることと思います。
インフラとは上述したように「経済活動の根底にある要素、土台」なのです。

これをなくして高度な経済活動は成り立たず、故に供給能力も需要も育ちようがないというのは論を待たないのではないでしょうか?
更にいいますとより高度なインフラの整備は、より高度な経済活動を可能とさせます。
逆説的には100のインフラでは、経済活動も上限は100となるということです。

上記を示す例を見ていきましょう。
公的資本形成(公共事業、インフラ)の増減とGDPの関係では以下のようになっております。
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ご覧頂いて分かる通り、日本は2000年から過激に公共事業を削ってきました。
その結果として新しいインフラ整備が大幅に遅れ、もしくは停滞し日本の経済活動そのものが頭打ちになっている事実があります。

逆にアメリカやヨーロッパなどは実は公共事業を増やしております。
※ドイツのみ例外ですが、ドイツはそもそも日本と比較にならない網の目のような高速道路を整備しています。
当然ながら日本以外の主要国のGDPは2008年まで伸びている中で、日本のみ停滞と言う結果になっております。

さて、こういったことを主張しますと「公共事業で供給能力がアップしたら、それこそデフレになるじゃないか!」というような意見もあると思います。
しかしこれは公共事業の性質を理解されていないか、誤認されているのだと思います。
と言いますのも公共事業は予算を投じたからすぐに供給能力がアップする、という性質のものではないからです。
完成して初めてその役割を果たしていくことになりますので、完成するまでは需要のみを押し上げる性質があるのです。

しかしながらここでは「デフレ対策」として論じているわけではなく、国土建設として論じておりますので詳細は割愛させて頂きます。

経済活動としてのインフラの有用性を述べてきましたが、次は日本のインフラが如何に危機的な状況にあるかと見ていこうと思います。
インフラとはほとんどがコンクリートによる建築ですので、耐用年数が50年程度と言われております。
※道路等は使用状況により差異が出るものと思います。
(一般のマンションの耐用年数が40年ちょっとという事実を踏まえますと、妥当な数字かと思います)

さて日本が国土建設を大掛かりにしてきた時期はいつでしたでしょうか?高度成長期(1954年~1973年)に日本の多くのインフラが整備されました。
1954年から数えると現在は既に60年ほど、1973年から数えても40年ちょっと既に経っておりまして、日本はインフラの更新時期のまっただ中のはずです。
ところが2000年から過激な公共事業の削減をしてしまったため、以下の様な現象が起こっております。

・日本の15メートル以上の橋66万本のうち22%が何らかの補修、改修等が必要な状態である
・補修が必要な高速道路は全国で損傷件数10万件ほど
・トンネルの崩落事故等々
※これは1980年代のアメリカでも同じような現象が起きました。そこからアメリカはインフラ整備をしっかり進めていったようです。

さらに橋も道路もこれからどんどん更新時期を迎えます。このまま公共事業費を削ったままでは人々の行き来は不便になり、経済活動は停滞しさらなる日本の弱体化を招くことは明白です。
今あるインフラが先人たちの努力の賜物であることを忘れ、あって当然と思い込み、公共事業を過激に批判して削減してきた結果、すっかり日本からは「国土建設の思想」は消え失せたかのようです。

国土建設とは経済活動の土台の話であり、これを語った「経済学」「経済理論」を筆者は寡聞にして知りません。
(ケインズはこの効能を理解していたのかもしれませんが、財政出動という面が強く受け取られているようです)

土台が傾けば上部の構造体も傾く、まるで最近の旭化成建材の杭打ちの様な話ではありませんか。
結果として被害を受けた方の「安定した生活」「安定した経済活動」が犠牲になりました。
まるで今の日本を象徴するかのような出来事に、国土建設の思想の復活を切に願い本コラムを以上と致します。


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「国土建設という観点からのインフラ整備」のコメント一覧

  1. 1
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    おはようございます。これからの日本経済を考える上で、非常に良いテーマだと思いました。

    経済活動というのは、人の生産活動、または消費活動の両方を合わせたものを言うのだと認識していますが、それらが環境に大きく依存しているのは、疑いない事実だと思います。

    特に、日本の場合は、国土が狭く、また災害も多いため、資源を有効に使う必要があり、また、丈夫で長持ちするようなものを作り続ける必要性があったのだと思います。よく、テレビで、わらぶきの屋根を補修する映像などを見ると、昔の人は本当に頭が良かったのだなぁ、そして、本当に物を大事にしていたのだなぁ、と実感します。

    インフラ、というのは、生産活動には絶対に欠かせないものであり、経済の根幹だと僕は思っています。道路や橋、堤防やダムなど、国が作っているインフラももちろん重要ですが、各種の生産施設や建築物、あるいは家庭内で使われている電化製品など、言わば企業内インフラ、家庭内インフラといったものもまた、経済に大きな影響を与えているのではないでしょうか。

    お金を生み出しているのは、実はこういったインフラの量に基づいてお金が必要とされるのではないか、と考えたこともあります。

    問題は、では、我々が生きていく上で、どの程度のインフラ整備が、最も適切なのか、ということではないかと思います。

    インフラというのも、結局は消費財ですから、時間がたてば老朽化し、交換、あるいは補修しなければなりません。インフラを増やせば増やすほど、生活が便利になっていくことは疑いない事実だと思いますが、反対に社会全体が必要とする労力もまた、増加していくと思います。

    便利だけど忙しい生活を取るか、あるいは不便だけどゆったりとした生活を取るか。という2択だと思います。また、インフラが多すぎると、自然破壊が進み、自然環境自体が少しずつ荒廃していきます。それによりさらなるインフラが必要になっていく、という、悪循環も存在していると思います。未来のことを考えるのであれば、インフラは必要最小限のほうが良いのかもしれません。あるいは、災害に備えて、常にインフラを最新のものにし続ける、という考え方もあると思いますが、やはり、限界があると思います。

    バランス感覚が非常に問われる問題だと思います。

  2. 2
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>ゆる猫さん
    コメントありがとうございます。
    なるほどと、はっと気付かされる部分がある示唆に富んだご意見だと思います。
    色々考えてみますと、実は田舎の田園風景も山々も実は人の手の入った風景でして、インフラと自然の調和といった課題も出てくるのだろうと思います。
    ※土木建築学の先生に言わせると、人の手の入っていない風景は日本ではほとんどないとか

    また軍事上の安全保障を資本主義の国債社会で国が担保するためには、成長しか中々答えが見つからないというのももどかしいところです。
    ※たまに九条バリアーが本当に有ったら、どれだけ良いかwwとか思ったりしますww

    実はケインズは1930年代だったか?に21世紀に入れば、人々の労働時間は週に15時間程度になると予想してたのですが(確か…多分…)、ケインズもまた「現在の科学技術が到達点に近く、どこかに限界がある」と思っていたのかもしれません。
    私にはどこが限界点になるのかはわかりませんので、これに対しての答えもまた持ち得ないのです。
    (もしかしたら銀河英雄伝説やガンダムのように人は最終的に宇宙に進出するかも知れませんしw)

  3. 3
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん

    >実は田舎の田園風景も山々も実は人の手の入った風景でして、インフラと自然の調和といった課題も出てくるのだろうと思います。

    四国とかでは、平地が少ないので、斜面に石垣を積んで、段々畑にして農地を確保したりしていますよね。ああいうのは、自然への負担も少なく、また生産性も上がるので、非常にすぐれたインフラではないかと思うのですが、重工業などは、比較的、自然への負担が大きいですよね。この前、NHKでプラスチックによる海洋汚染というのをやっていて、細かいプラスチックの塵が、海中の有害物質を吸着させ、それを魚が食べることにより、我々の体内にも有害物質が蓄積されていく可能性がある、というのをやっていました。欧米ではすでに、脱プラスチック社会に向けた活動が始まっているそうです。

    話が横にそれてしまいましたが、インフラにも色々あって、自然にあまり負担がかからないようなインフラであれば、どれだけあっても、全然問題ないと思うのですが…。

    >また軍事上の安全保障を資本主義の国債社会で国が担保するためには、成長しか中々答えが見つからないというのももどかしいところです。

    これは確かに難しい問題だと思います。ただ、世界的に生産設備が充実しつつあり、モノづくりで利益を上げることが難しくなってきている現在の状況を考えますと、インフラ整備によってモノづくりを活性化させ、再び経済成長を、というのは、少し難しいのではないかと思いました。たしかにモノづくりには便利になることは間違いないですが、そのインフラ整備にかかったコストが、当然商品に上乗せされていくリスクを考えなければならないわけで、果たしてモノが売れるのか、という問題があると思います。

    >実はケインズは1930年代だったか?に21世紀に入れば、人々の労働時間は週に15時間程度になると予想してたのですが(確か…多分…)、ケインズもまた「現在の科学技術が到達点に近く、どこかに限界がある」と思っていたのかもしれません。

    すでに、全ての人類が幸せに暮らしていけるだけの、十分なレベルの科学技術があるのかもしれません。しかし、科学技術が発達すればするほど、人々が不幸になっていくというのは、どこか違うところに問題点があるのだと思います。それを考えなければならないのだと僕は思っています。

  4. 4
    noranekoma のらねこま  :

    >>ゆる猫さん

    こんにちは、横から失礼します。
    プラスチックによる環境問題が拡大しているんですね。プラスチックは植物からも生産できますから、そうした研究にもっと政府などがどんどん投資して、日本で先進的な環境調和型の技術が開発されることを期待したいです。インフラにしても同様に環境に調和した技術が開発されれば、きっとゆる猫さまの懸念も薄れるかも知れませんね。

    経済成長のために公共工事をやると、いまの中国共産党になってしまいますから、国土強靭化はおそらく景気対策としての意味合いは薄いのではないかという気がいたします。やり過ぎれば問題も発生しますから、あくまでバランスの中で計画的に進めるということだと思われます。またゆる猫さまのご指摘のように「家庭内インフラ」という考えもアリだと思うんです。なのでインフラはハード面だけではないかも知れません。教育とか技術も含まれます。どんなインフラが必要なのか、このあたりはもう少し考えると面白そうです。

  5. 5
    noranekoma のらねこま  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん

    >実はケインズは~21世紀に入れば、人々の労働時間は週に15時間程度になると予想

    横から失礼します。ふと思ったのですが、もしかするとケインズは現在ほど多様な商品が発明されて、生産と需要の規模がここまで拡大するとは予測しなかったのかも知れません。需要が頭打ちになれば生産性の向上と共に人手が余り、労働時間が確実に短縮するはずと考えたのではないでしょうか。いわゆるイノベーションにより新しい商品が開発され続ければ生産性の向上による余剰人員は新しい商品の生産に振り向けられます。しかし生産性だけが向上すれば人手が余ります。

    もう一つは、高齢化による年金世代の増加です。ここでいう労働時間はあくまでも労働者の労働時間であって、労働していない高齢者は含まれていません。国民全体で考えると、1人当たり労働時間は減っているかも知れないと思いました。

  6. 6
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>ゆる猫さん
    >自然にあまり負担がかからないようなインフラであれば、どれだけあっても、全然問題ないと思うのですが…。

    土木建築額では環境への配慮等々の研究もあるようです。
    私は専門じゃないのでここらへんは詳しくないですがw

    >モノづくりで利益を上げることが難しくなってきている現在の状況を考えますと

    そうですねぇ。
    ただ利益が上がらない部分には「デフレ」だとか「世界的な不況」等々の要因も関わってくるかと思います。労働分配率ですとかもそうですね。
    例えば日本の景気が回復して、適正な分配がなされて国民の所得がアップしたら、現段階ではやっぱり欲しい物を結構購入すると思います。
    (特に若い人の年収はマズいことになってますしね)
    (私なんかは新しいPCや戸建て、最新のスマホ等々色々欲しいですw)

    こういった将来の需要を満たすためにも、国土の建設は必要なのではないか?と思うのです。
    (公共事業は10年スパンで考えるなんてザラですから)

    あ、あと「モノづくり」ではなくあくまで経済活動ですので、ご了承を。
    (一次産業、二次産業、三次産業、消費、投資といったすべてを含むとお考えいただけたら)

    >しかし、科学技術が発達すればするほど、人々が不幸になっていくというのは

    う~ん…ここは相対化したことがないので何ともいえませんが、どの時代においても為政者が良ければ幸福になり、悪ければ不幸になるものではないでしょうか?
    現代の問題は新自由主義思想というビジネス至上論が蔓延り、為政者に擦り寄っている状況だからと私は認識しております。
    要は悪代官と大商人みたいなもんですなw

  7. 7
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>のらねこまさん
    >もしかするとケインズは現在ほど多様な商品が発明されて、生産と需要の規模がここまで拡大するとは予測しなかったのかも知れません

    私もそう思うのですね。技術革新は誰にも予見出来ないのだろうなと。
    2000年代には誰も「スマホ」なんて便利なものが出るとは思ってなかったんじゃないかなと?
    あとPCもすごく身近になりましたし。
    なのできっと20年後には私が想像もできない製品が溢れてるかもしれませんw

    >国民全体で考えると、1人当たり労働時間は減っているかも知れないと思いました。

    なるほど、確かにこれはあり得ますね。考えたことありませんでしたw

    近い将来に日本は生産人口の減少が予測されていますから、ここをどうするか?を考えた場合にも国内の効率的なインフラ整備は必要なのだろうと思ったり。

  8. 8
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん

    こんばんは。少し疑問に思ったのですが…。(できれば、のらねこま様にも教えていただきたいです)

    >ただ利益が上がらない部分には「デフレ」だとか「世界的な不況」等々の要因も関わってくるかと思います。労働分配率ですとかもそうですね。
    例えば日本の景気が回復して、適正な分配がなされて国民の所得がアップしたら、現段階ではやっぱり欲しい物を結構購入すると思います。

    確かに、国内で資本の適正な分配がなされて、国民全体に資本が行き渡れば、商品がよく売れるようになって、GDPは伸びると思います。

    しかし、基本的にほとんどの資源を外国から輸入している以上、国内でどれほど商品が売れたとしても、国全体で見れば赤字、ということにはならないですかね?もちろん、商品がよく売れた企業は収益が上がるわけですから、商品開発などをして、ビジネスを広げるチャンスは出てくると思うのですが…。

    インフラ整備をしても、外国に商品を輸出できないのであれば、結果的にかなりの赤字になるように思うのですが…。

  9. 9
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>ゆる猫さん
    う~ん難しいご質問を仰るw
    確かに「国内」のみなそうなりますねぇ…どーなるんだろ…

    輸出に関して「付加価値」をつけるのは前提条件だと思います。
    日本で付加価値が付いた製品が「国外」に売れない前提ではそうなるかなぁと。
    多分売れると思います(汗…多分ですw

  10. 10
    noranekoma のらねこま  :

    >>ゆる猫さん

    おカネで細かく考えると脳が爆発してしまいますw。生活のためにおカネは欲しいけど、おカネは嫌いなんです。いやホント。

    インフラを国内のおカネを回す目的に限定して考えると、国内の労働力や資本を有効に活用することはできますが、海外から資源を輸入する目的を直接果たすことはできないかも知れません。一方でおカネが回って景気が良くなれば、全般に研究開発投資が促進されますので、より競争力の高い商品が開発される可能性は高まると思われます。これはゆる猫さまも指摘されていることですが。そうなれば、コテヤンさまの仰るように、多分海外で売れると思います。その代価で資源を輸入できるかも知れません。もちろん中国のようにやったらだめです。

    例えば景気が絶好調だった高度成長期からバブル崩壊前の日本は貿易赤字で大変だったかと言えば、そんなことはなくて、貿易黒字で世界中からバッシングされてました。貿易が赤字化したのは比較的最近で、むしろ産業の空洞化によって国内産業が海外へ移転し、資源の輸入よりも日用品の輸入量が増加した影響が強いのではないかと思われます。また原発停止による石油、天然ガスの輸入増も影響しています。景気が回復すれば資源の需要が高まることは間違いありませんが、産業の空洞化という構造的な問題に適切な対応をすることも一つの方法かも知れません。ただし「新自由主義」が横行すれば、これが可能かどうかはわかりません。グローバル経済では「日本企業の利益=国益」の考えは通用しなくなりつつあります。

    話は違いますが、インフラの話をしていたら「未来社会では衣食住が社会のインフラになる」との着想を得ました。つまり道路や橋と同じように無料で利用できるという話です。

  11. 11
    noranekoma のらねこま  :

    >>ゆる猫さん

    追伸します。長期的に言えば、政策の如何にかかわらず資源の完全リサイクルとエネルギーの自給自足は不可欠だと思います。資源が枯渇してしまうので、これやらないと、最終的には破綻すると思います。

  12. 12
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん

    公共事業と聞くと、どうしても、「巨額のお金を使って無駄なものを作る」というようなイメージがありまして、あまり気乗りしない部分があるのですが、適切なインフラ整備がなされた場合、おっしゃるように、長きにわたって計りしれない経済効果があるはずですよね。たしかに、適切なインフラが作られるかどうかは、その時の為政者しだい、ということになるのかもしれませんね。

    防災目的というのは、早急にやらなければならないと思うのですが、地方活性化のためのインフラ整備、というのは、いまいち漠然として、よくわからない感じがします。要は道路を増やしてアクセスを容易にする、ということなのでしょうか?

  13. 13
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>のらねこまさん

    ご解説いただきありがとうございました。相変わらず、めちゃくちゃ、わかりやすかったです。

    >話は違いますが、インフラの話をしていたら「未来社会では衣食住が社会のインフラになる」との着想を得ました。つまり道路や橋と同じように無料で利用できるという話です。

    >追伸します。長期的に言えば、政策の如何にかかわらず資源の完全リサイクルとエネルギーの自給自足は不可欠だと思います。資源が枯渇してしまうので、これやらないと、最終的には破綻すると思います。

    なんとなく、本筋よりもこちら側の話にひきつけられてしまったのですが、未来の理想的なモノづくりについて、僕が考えていることは、「生産手段」がインフラ化して、ほぼ無料になる、ということです。

    実家で片付けを担当している関係から、DIY(日曜大工)をたまにやっているのですが、自分の思い通りのものが、その場で作れてしまう、という所に大きな魅力を感じています。自分で作れないようなものは、近所のホームセンターを回って、イメージ通りのものがないか探すのですが、既製品というのは、サイズが合わなかったり、デザインが気に入らなかったりと、なかなか思い通りのものが見つからないんですよね。ですから、モノづくりの究極の姿というのは、自分の思い通りのモノが、すぐその場で手に入る、ということではないかと思うんです。

    現在のモノづくりというのは、まず生産者が売れそうな商品を設計し、それを工場で大量生産して、お店に並べ、そして、お金を持っている消費者がそれを選択して買うことによって、はじめてその商品が、世の中に必要とされるものだった、ということがわかるシステムになっているわけですよね。売れなかった商品は、値下げして売られるか、あるいは処分されてしまうわけです。

    もし、生産手段がインフラ化して、自分の思い通りの商品を自由に作り出せるようになったら、物質的なムダというのは、かなり減るんじゃないですかね。物理的に可能なのかどうか、よくわかりませんが、なんとなくそういうことを考えています。

  14. 14
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>のらねこまさん

    補足します。生産手段のインフラ化の場合、利用者は、その商品を作るのに使った資源の量の値段だけ、対価として支払うようにすればよいと思います。

  15. 15
    noranekoma のらねこま  :

    >>ゆる猫さん

    すみません、自分が余計な話をしたので話がどんどん、あさっての方へ行ってますw。

    インフラの件についても、中・短期的で具体的な考えと長期的で比較的抽象的な話がありますが、本記事は中・短期的な記事ですよね。中・短期の場合における地方へのインフラ投資の効果としては、有効需要を生み出す(つまり地方におカネを撒く)効果がもっとも高いかも知れません。資本主義だとかならず一極集中化するので、資本主義を維持する限り不可欠だと思います。もちろん地方におカネを流す方法として公共投資だけに頼ると、地方の「地産地消」「自立性」が育たないので、多くの政策をからめて行う効果の一旦だと思います。

    また観光活性化のためのインフラと考えればそれは道路だけではなく、利便性や景観全てに関係しますから、どこまで公共が負担するかは別にして、効果はあると思います。もちろん経済効果を狙うのであれば、採算も考える必要はあると思います。観光立国を目指すのも悪くないと思います。これは一例であり、地方の特性を生かすためのインフラをその地方ごとに検討する必要があるので、簡単ではないと思います。あと、地方の人口減少を止める効果もあると思います。

    防災の面から言えば、やはり首都圏の防災が最優先であり、首都圏壊滅となればその影響は地方にも絶大なものがあります。つまり「元も子もなくなる」。もちろん東日本大震災をみれば地方の被害は甚大ですが、いかんせん、岬の先端から山奥まですべえて防災したくても出来ないと思います。それこそ「転がっても流されても中に居れば安全な家」を開発して、資金的に建築支援した方が話が早いかも知れません。防災に関してはあまり知識がありませんが、地方の防災に関してきっと低予算で効果的な方法があるのではないでしょうか。

    いずれにしても公共投資の効果は様々なので、「この目的がすべてだー、こっちは意味ないぞー」という話ではなく、多面的に考えてバランスよく行えば良いと思います。

  16. 16
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>ゆる猫さん
    おはようございます~ちょっとくたばってましたw
    インフラに関してよく
    >「巨額のお金を使って無駄なものを作る」というイメージ

    という意見があるのは知ってますです。でもこれは2000年代初頭からのマスコミキャンペーンもちょっと影響してるのかなと。
    しかし例えば北陸新幹線の総工費は2兆円弱と聞いてます。
    (まぁメンテナンスにも色々お金はかかるでしょうが、これから)

    その2兆円弱の投資の結果、金沢での経済効果はかなり高いそうだと聞いております。

    例えばこういうイメージで捉えられないでしょうか?
    喫茶店を貴方が作るとして、交通の要所で人が集まる立地条件の良い所に作るのと、道路一本しか通っていない立地条件の悪いところにつくるのとどちらを選びます?儲けようとするなら。
    ※実際に大阪を例にしますと、東京一極集中でインフラ投資が進められた結果、大阪は1980年台に本社機能5割がいたのですが、現在は2割程度となっていたりします。

    つまり経済はお金の動きだけにとらわれがちですが、その前提としての人の動きを考える必要があるのかなと。
    なので日本の地方を「立地条件を良くする投資」がインフラ整備なのではないかなと思うのですね。
    (経済活動、経済効果のみだけでイメージした場合です)

  17. 17
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>のらねこまさん
    >>10について補足を

    日本の湾口や港ですが投資が進まず今や時代遅れになりつつあるようです。
    大型コンテナ船は釜山で荷をおろし、小型船に載せ替えて日本に届くそうです。

    なのでここを大型コンテナ船が入れるような港、湾口にすれば釜山経由の経費も抑えられて色んな物の輸入経費も抑えられるかもしれません。
    ・・・・というか海洋国家なのに湾口や港が時代についていけず、投資もしないのは流石にヤバイんじゃぁ…と危惧してます。

  18. 18
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん

    >例えばこういうイメージで捉えられないでしょうか?
    喫茶店を貴方が作るとして、交通の要所で人が集まる立地条件の良い所に作るのと、道路一本しか通っていない立地条件の悪いところにつくるのとどちらを選びます?儲けようとするなら。

    なんとなく、コテヤンさまの考えておられるイメージが伝わったような気がします。要は、誰もが住みやすいような快適な町並み、誰もが利用しやすいようなすっきりとした交通網を作ることで、様々な経済効果が生まれるであろう、と。大体そういうことですよね、きっと。

    なんとなく、昔日本史で勉強した、平安京だったかな?を、思い出しました。碁盤の目のように、細かく道路が網羅されているんですよね。ああいう町並みにしたらいいんですかね?現代には合わないでしょうか。(もし、自由に町並みを変更できるとしたら、ですが)

  19. 19
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>ゆる猫さん
    イメージとしては仰っているとおりです。伝わってよかったですヽ(=´▽`=)ノ
    例えば道路ですが例をだしてご説明します。
    http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/image-12079965835-13442714911.html

    可住面積が少ないという国土条件が日本にはあるものの、それでもスカスカなのがおわかり頂けますでしょうか?
    あと「途中まで伸びてるけど、途切れてる」ものもあったり。
    逆によくこれで経済大国化したものだ…と私なんかは感心してしまいますがw

    あと新幹線ですが昭和に基本計画が策定されたのですが、実際は東京圏にだけした投資されていないのが以下の図でお分かりいただけるかと
    http://inoueakio.com/wp-content/uploads/2014/10/7875759c3f85e4a6b5195803a6d3aac8.jpg

    紫色の線をみると、東京が5本に対して西日本は1本・・・・・
    便利なので東京に一極集中するわけですorz

    町並みというより「日本全体で地方へのアクセスを容易にできるようにする」という感じです。

  20. 20
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん

    なるほど。確かに少ないですね~。今後、観光業を発展させようと思ったら、もう少し道路を増やす必要があるのかもしれないですね。

    ただ、日本は地形的に山だらけ、という特殊な地形ですから、道路をたくさん作ろうと思ったら、あちこちにトンネルを掘らなければならないわけですよね。相当、お金がかかっちゃいますよね。維持費も相当、かかりますよね。コストパフォーマンス的にどうなのか、という問題があるんじゃないでしょうか。

  21. 21
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>ゆる猫さん
    コストパフォーマンスの件は仰るとおりですね。
    ただどの程度インフラが「地方経済の活性化」に資するか、もコストパフォーマンスを考える場合に、入れなければならないかと思います。
    ※これが算出出来るかどうかは…自信がないですwww
    ※幸いなことに金沢に北陸新幹線開通しましたから、これを一つのケースとしてある程度推測出来るかもしれません

  22. 22
    holyfirework 灯火  :

    >かつてのローマが何故あれほどの権勢を誇ったのか、と言う問いに多くの歴史家は驚異的なインフラの整備を挙げることと思います。
    インフラとは上述したように「経済活動の根底にある要素、土台」なのです。

    「全ての道は、ローマに通ず」ですね。
    世界最初の世界帝国を支えたのは、優れたインフラの充実であり、それらが齎した経済力ゆえです。
    日本人はもっと、歴史に学ぶべきですね。

  23. 23
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>灯火さん

    こんにちは、はじめまして。

    >「全ての道は、ローマに通ず」ですね。

    やはり、経済の発展のためには、インフラ整備というのは、絶対的に必要なものなんでしょうね。その中でも特に重要なのが「道」ということになるのでしょうか。

    >日本人はもっと、歴史に学ぶべきですね。

    僕はあまり歴史に詳しくないのですが、もともと日本は歴史的に見て、関西と関東という、2つの文化的中心を持ち、それでいて分裂することなく、政治・経済をうまく回してきたわけですよね。おそらく明治維新の頃から、東京への中央集権が始まったように思うのですが、やはり地形的に無理があった部分もあるのかもしれないですね。複数の中心地を持つことで、経済がより効率的になる部分というのはあるかもしれませんよね。

  24. 24
    holyfirework 灯火  :

    >>ゆる猫さん

    はじめまして。よろしくお願いします。
    関東への中央集権が始まったのは、政治面だけでいうなら、鎌倉時代からですね。
    経済面も含めるなら、江戸時代からです。
    日本でも、徳川家の大規模な都市開発を経て、ようやく、関東が日本の中心地に成り得たわけです。
    日本が東京に一極集中出来るようになったのは、全てこれ、徳川家康のおかげですね。
    まあ、日本は東京と心中しないためにも、分都するべきですね。

  25. 25
    Gokai  :

    みなさま、
    インフラ投資によるケインズ式景気対策、財政投融資政策は過去に散々やってきています。
    やらなくなったのは森内閣以降で、まだ15年ほどの歴史です。
    ケインズ式経済政策では現代日本経済を回復させることはほぼ不可能です。
    すでに答えは出ているのです。

  26. 26
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>灯火さん

    なるほど。関東の大規模なインフラ整備は、家康の時代にすでに行われていたんですね。そこから400年以上、日本の中心地たりえていたわけですから、インフラの力というのは、恐るべきものがありますね。公共事業というのは、割と当り前のように行われている印象がありましたが、未来に対する影響力は、実はかなり大きいのでしょうね。

  27. 27
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>Gokaiさん

    こんばんは。公共事業といえば、ムダの代名詞のように言われていた時代もありましたが、アベノミクスになってから、にわかに必要性が叫ばれるようになりましたよね。正直、僕もどちらが正しいのか、よく分からないのですが、公共事業が批判されていた時代と比べて、何かが変わったのでしょうかね?

  28. 28
    holyfirework 灯火  :

    >>Gokaiさん

    >みなさま、
    インフラ投資によるケインズ式景気対策、財政投融資政策は過去に散々やってきています。
    やらなくなったのは森内閣以降で、まだ15年ほどの歴史です。
    ケインズ式経済政策では現代日本経済を回復させることはほぼ不可能です。
    すでに答えは出ているのです。

    何を以って、不可能だと言い切れます?
    あなたも言っているように、ケインズ式経済政策をやらなくなったからこそ、日本経済は悪化し、低迷しているのです。
    自己矛盾が甚だしいですね。
    まずは、ご自分の意見を整理して、統一見解を出して下さい。

  29. 29
    Gokai  :

    >>ゆる猫さん
    >公共事業といえば、ムダの代名詞のように言われていた時代もありましたが、アベノミクスになってから、にわかに必要性が叫ばれるようになりましたよね。

    昔は確かに無駄な公共事業もありました。期末になればそのせいでよく交通渋滞が起こったものです。また川はコンクリートで固められ、蛍や川えび、川蟹、小魚のいない川にされたりもしました。
    一方道路は隅々まで整備されたのでずいぶんと奥地に足を運ぶのも楽になりました。
    今後は、ゴルフ場も含めて無駄二開発された山林などを元に戻すことや、廃棄される住宅の取り壊しや撤去などやらなければならないことは五万とあります。
    海岸の護岸工事も欠かせませんし、高速道路の老朽化問題もあります。
    本当に五万とあるのです。
    人々の心から、東北大震災の傷がまだいえておりませんので、国土強靭化などといえば真新しい発想だと飛びつきたくもなりますが、
    今ある日本の国力で何が出来るかどこまで出来るか、そして優先順位はと考えなければなりませんが、なかなか議論が進まないことに憂えます。
    さて、インフラはやらなければならないことのひとつですが、その前に、その手垢まみれの政策では、日本の再生は不可能なのは明らかなので期待はされないほうが良いと思います。2000年頃まではそれが惜しみなくやられたのに、日本経済は回復せず、現状に甘んじていることを本当に認識してほしいですね。

  30. 30
    Gokai  :

    皆様、大事なことを言い忘れていました、
    2012/12アベノミクスが出来るまで、Gokaiはリフレ論を散々非難してきました。結果はご覧の通りです。ただひとつ評した部分は第二次アベノミクス
    日銀による資産買い入れ+年金資金による資産買い入れ)です。これがなければもっと散々でしょう。
    勿論それがなければ安倍政権がここまで続くはずもなかったのですから当然です。

    さて何が心配かと言えば、役に立たないリフレ論で時間を無駄にし、
    また景気回復の持続性のないケインズ理論で時間の無駄と日本の資産を無駄にすれば、本当に日本は再生できたとしても50年以上先のことになるやも知れません。
    インフラを中心とした日本再生計画とは、失敗がそれほど恐ろしい結果を生むのです。

  31. 31
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >何を以って、不可能だと言い切れます?
    あなたも言っているように、ケインズ式経済政策をやらなくなったからこそ、日本経済は悪化し、低迷しているのです。

    違います。1990~2000は、それまでに比べてもずいぶんと公共事業をやりましたが、日本経済が回復しなかったのです。
    公共事業をやらなくなったから不景気になったのではありません。
    公共事業をやっても景気回復しなかったから、財政赤字はもう続けられないと構造改革を主張され、それが15年も続けられたのが2000年以降なのです。
    私が言ってることは事実に対し、なんら矛盾していませんよ。

  32. 32
    holyfirework 灯火  :

    >>Gokaiさん

    それでは、安倍政権誕生後の日本経済の軌跡はご存知ですか?
    安倍政権の全期間を通して最も経済が良かったのは、安倍政権が公共事業をバンバンやっていた時期です。
    どう思われます?

  33. 33
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >安倍政権の全期間を通して最も経済が良かったのは、安倍政権が公共事業をバンバンやっていた時期です。
    それは、しらべていませんがもちろん否定しません。
    公共工事が景気と無関係といってるのではなく、呼び水となり継続させる力はありませんよといっているのです。景気持続効果が無いのなら公共工事を通じてのみ国民の手取りを増やすのはよい方法とはいえないでしょう。
    実際、1990以前は「ケインズ政策+金融緩和」は十分に功を奏し、1990~2000は効果が無いのではなく薄いということです。
    しかも、1990以前の金融緩和とは、政策金利が3.0以上であって量的金融緩和ではなかったのです。
    それでも景気対策の持続的効果はありましたよ。

  34. 34
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>Gokaiさん
    1990年と言えばバブル崩壊まっただ中であり、その中でGDPが落ち込まなかった(というか1997年まで伸びている)というのは公共事業の効果では?
    ※バブル崩壊は1989年や1992年など諸説あるようですが。

    実際にサラリーマンの平均年収のピークは1997年ですし、名目GDPもバブル崩壊後も伸びております。
    http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp.html

    つまり公共事業によってバブル崩壊のダメージを低減し、名目GDPを伸びさせるだけの力があったと見て何も間違いがないと思うのですが。
    むしろ問題は2000年以降の過激な公共事業の削減で、世界同時好景気(2008年まで)であるにかかわらず名目GDPを伸ばせていないことかと思うのですがいかがでしょう?

  35. 35
    Gokai  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん
    >つまり公共事業によってバブル崩壊のダメージを低減し、名目GDPを伸びさせるだけの力があったと見て何も間違いがないと思うのですが。

    そのとおりです。やらなかったよりやったからあの程度で済んだのです。

    >むしろ問題は2000年以降の過激な公共事業の削減で、世界同時好景気(2008年まで)であるにかかわらず名目GDPを伸ばせていないことかと思うのですがいかがでしょう?

    しかしすべての原因を公共事業をやらなかったにおっかぶせる理由がわかりません。
    それよりもなぜバブル崩壊なら好況事業の効果が薄かったかが問題なのでは?
    それにGokaiは、好況事業に景気浮揚効果が無いといったことは、ただの一度も無いですよ。議論がすれ違っています。

  36. 36
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>Gokaiさん
    ではご自身のコメントのここが中核かな?と思うのですがいかがでしょう?

    「景気持続効果が無いのなら公共工事を通じてのみ国民の手取りを増やすのはよい方法とはいえないでしょう。」

    ちょっと整理させて頂いて宜しいですか?事実関係やお互いの認識として。もし違う所があればご指摘を。
    ・1990年辺りにバブル崩壊
    ・公共事業を飛躍的に増やして、バブルのダメージ低減と名目GDPの成長は達成
    ・2000年(もしくは1998年)から持続的な経済成長が途切れている(2000年からは特に世界同時好景気にもかかわらず)
    ・時期(2000年)を同じくして公共事業(財政出動、政府支出増加と解して頂いたほうが)が過激な削減

    上記がお互いの認識ということでよいでしょうか?

    >しかしすべての原因を公共事業をやらなかったにおっかぶせる理由がわかりません。

    では言い直します。有意な政府支出増加、財政出動をしなかったからだと思っていただいたら。
    公共事業か分配かは置いておいて。

  37. 37
    Gokai  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん
    >では言い直します。有意な政府支出増加、財政出動をしなかったからだと思っていただいたら。
    公共事業か分配かは置いておいて。
    「公共事業費の推移」
    http://www.city.kyoto.lg.jp/gyozai/cmsfiles/contents/0000079/79033/3_siryo6.pdf
    「名目GDPの推移」
    http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp.html
    ↑これらを見ていただいたらわかるかと、バブル崩壊前は少ない公共事業費でも十分機能したのですが、バブル崩壊後は反応が悪くなっています。
    つまり、同じことをしたとしても明らかに反応が違うということなので、これはバブル崩壊前と崩壊後では日本の金融構造が変わってしまっていると見た方がよいということになります。

  38. 38
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>Gokaiさん
    例えばですが2008年のリーマン・ショックはバブル崩壊と同様(どう比較するかは置いといて)かと思います。
    この例で見ますとリーマン・ショック時は名目GDPの落ち込みが見られます。
    そして2014年をもってしても2007年の名目GDPに回復していない事実が見て取れます。

    リーマン・ショックでの落ち込みの影響は7年経った現在でも続いていると解釈できませんか?
    そう考えますとバブル崩壊の影響は1990年だったとして1997年までは、続いていると思って良いのでは?

    なのでバブル崩壊による名目GDPの下げ圧力によって「公共事業の効果」が低く見えている、と私は思うのです。
    リーマン・ショック→未だに2007年水準に回復してない
    バブル崩壊→崩壊翌年からも成長し続けている(1997年まで)

    この差の値が公共事業の実際の効果だと思うわけです。

    公共事業の乗数効果が低くなっている、と言う論があるのは知ってますが安倍政権の2013年を見ても、やはりかなりの効果があるのじゃないか?と思うのです。

  39. 39
    Gokai  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん
    >バブル崩壊の影響は1990年だったとして1997年までは、続いていると思って良いのでは?

    バブル崩壊の影響ではなく、バブルを崩壊させた金融構造が何も変わっていないのですから、公共事業にお金を突っ込んでもそれが呼び水にはならないということです。

  40. 40
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>Gokaiさん
    ちょ、ちょっと待って下さい。
    >>37で
    「これはバブル崩壊前と崩壊後では日本の金融構造が変わってしまっていると見た方がよいということになります。」

    >>39で
    「バブルを崩壊させた金融構造が何も変わっていないのですから、」

    どちらですか?見解を統一していただかないと。
    なお金融構造が変わったとするならば、どこが変わりどのように公共事業の効果が減少したのか?
    というご説明がないと、よくわからない話になります。

  41. 41
    Gokai  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん
    >>37で「これはバブル崩壊前と崩壊後では日本の金融構造が変わってしまっていると見た方がよいということになります。」
    >>39で「バブルを崩壊させた金融構造が何も変わっていないのですから、」
    37と39は同じことを言っています。

    つまりバブル崩壊は、人為的だと言ったのです。

  42. 42
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>Gokaiさん
    仰っている意味がよくわかりませんので、ご解説いただけたら。
    バブル崩壊前に金融構造が変わって、それがバブルを崩壊させたということですか?

    一体何が変わり、何故それが公共事業の効果減少を生んだと言うのかの説明がないと、どうにもお話のさせていただきようがないかと。

  43. 43
    Gokai  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん
    >仰っている意味がよくわかりませんので、ご解説いただけたら。
    バブル崩壊前に金融構造が変わって、それがバブルを崩壊させたということですか?

    金融構造を変えることによりバブルを崩壊させその金融構造が今も続いているということです。
    「全ての不幸はバブルから始まった」
    http://ameblo.jp/reisaiouen/theme-10082930402.html

    ↑↓これごらんになられましたか?

    「シナリオはプラザ合意から始まった」
    http://anti-neoliberalism.top/09/2004/

  44. 44
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>Gokaiさん
    返信が遅くなり申し訳ない。
    どちらも興味深く読ませていただきました。

    金融構造そのものの上位にある(というかあらねばならない)、政治構造の問題が絡んでくるのだと思います。
    (金融構造という言葉がピンときてませんでしたorzご解説ありがとうございます)

    確かアメリカには日本お財布論と日本エンジン論の2つが存在し、冷戦終結後はひたすらに日本お財布論がなされてきたという話なのだと思います。

    この「構造的な問題」はGokaiさんはどのように解決したら良いと思いますか?
    私は日本の独立の問題と捉えることが可能かと思いますが。

  45. 45
    Gokai  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん
    >どちらも興味深く読ませていただきました。
    >金融構造そのものの上位にある(というかあらねばならない)、政治構造の問題が絡んでくるのだと思います。

    ありがとうございます。
    金融ビッグバンという名称で日本の金融構造は変えられました。これは日本の金融構造を変える事によって日本経済の成長を一旦停止させる意図の下に発動された政策のような気がしてなりません。
    その細かい仕掛け(色々あります)はさておいて、
    この人々の幸せを阻害する仕掛けを取り除く必要があります。それまではケインズは死んでおかなければなりません。それは無駄に資源を消費しない為で、これは将来世代のことも考えた結論です。
    どうすればよいか。
    幸い人々は、真実で手をつなぐ方法を知っています。それは民主主義です。民主主義は真実でしか機能しないし、民主主義の原動力は真実だからです。
    だから、世界中の人々に真実を広めることを目的として、世界中の人々と民主主義で手をつなげばよいのです。軍事力に頼る必要はありません。世界の大多数の人々は平和を望んでいるはずです。
    アメリカ国民も、真実を知らされず、苦悩にあえいでいます。
    他の諸国の人々も同様ではないでしょうか?
    日本国民もこのままでは同じ道をたどることになります。
    方法は簡単です。
    政治と結びついてしまって身動きできなくなってしまっているデタラメの経済学を捨て去り、新しい真実の経済学に気づく事です。そしてその真実の経済学を広めればよいだけです。

    経済学は学問で特別なものだからと言われるかもしれませんが、
    学問と言っても難しいものではありませんし、学問こそ一部の知識階級だけのものでないと思います。誰でも学問を開くこと可能です。それは学問が科学の集合であるからです。科学とは一言で言えば、再現性が要でしょうから学歴など無関係で、こんなこと誰でも可能です。
    幸いなことに皆さんは、丹羽春樹先生や三橋貴明氏や広宮孝信氏の努力により、すくなくとも真実の経済学に気づく緒に就いてにおられます。
    それはつまり「日本政府の借金は、是である」と言うことを知っておられるということです。
    あとはもう少し、金融の役割(国内金融と国際金融)とその詳細を事実に即して知ればよいです。
    そしてそれを皆さんの協力で世界中に広めることだと思います。
    この広めることにいまは軍事力など要りません。真実だけで、世界中の人々が手を握ることが出来、正常な人類社会の発展の道に戻ることが出来るはずです。そうすればケインズが言ったとされる、15時間/週労働で間に合う社会も実現可能になります。

    簡潔に言えば、「世界中の人々と真実で手をつなごう!」ですね。
    その真実の知識の為の手助けなら、Gokaiは可能です。

  46. 46
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>Gokaiさん
    ちとバタバタしてました。
    確かに新自由主義的なものを世界が捨て去る、というのも重要かと思いますが私は実はあまり「世界」は考えていません。
    むしろ日本のみを考えている、と言っても過言ではないスタンスです。

    「構造の変化」が原因と見るならば恐らく、アメリカから日本が真に独立できていない、ということを問題点として捉えています。
    ※例えば冷戦時代はアメリカは日本に対して「寛容」とまで言える外交政策でしたが、冷戦終結後に変貌したと感じています。

    国際収支に関してはちょっと今色々考察してまして、中々時間がかかりますが考察が一定程度まとまったら寄稿させていただこうかなと思ってます。
    ※Gokaiさんのご意見から興味を持ちまして「本当に公共事業で国際収支は悪化するのか?」を論証してみたいなと。ただ…データやら歴史経緯やら色々集めるものが多くてw苦労してますw

  47. 47
  48. 48
    Gokai  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん
    >「構造の変化」が原因と見るならば恐らく、アメリカから日本が真に独立できていない、ということを問題点として捉えています。

    それとも真の独立の必要あるのかですね?
    アメリカ国民と日本の国民が手を取り合う。我々は政治家でないのですから、直接政治を動かすことは出来ないので、実効ある方法としては、民主主義を利用するしか手はないと思うし、それが最善と思う。
    それよりも、コテヤンさんは世界という言葉に、臆してるということはありませんか?。
    これからの人は、言葉の持つイメージに臆していたら最善策は選択し難い。その結果間違っても、後戻りがしずらい。だんだんそういう社会になる。それがグローバリズムじゃないかと。
    前にも言いましたが、言葉は思考を制御しますから用心です。

    >※例えば冷戦時代はアメリカは日本に対して「寛容」とまで言える外交政策でしたが、冷戦終結後に変貌したと感じています。

    それが事実かどうかは確定できませんがそのようには見えています。

    >国際収支に関してはちょっと今色々考察してまして、中々時間がかかりますが考察が一定程度まとまったら寄稿させていただこうかなと思ってます。

    それはすごい。
    その件に関しては商社の方のアドバイスがないと正確なところは無理かなとは思っていました。
    ただ土木はエネルギー大量消費産業かな、医療福祉教育は比較少量だろうレベルで、Gokaiはしゃべっています。

    >※Gokaiさんのご意見から興味を持ちまして「本当に公共事業で国際収支は悪化するのか?」を論証してみたいなと。ただ…データやら歴史経緯やら色々集めるものが多くてw苦労してますw

    それに、土木で通じてお金を分配し、そのお金で消費となると、これは明らかに資源の二重消費ですから、効率が悪いのは明らかかと思います?
    失礼な言い方になりますが、
    そもそも、「お金を溜めておくのが悪い」という発想がある時点で、マスメデア的洗脳にひっかかっておられるように思いますよ。
    ともあれ、因果関係の証明は大切です。

  49. 49
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>Gokaiさん
    >コテヤンさんは世界という言葉に、臆してるということはありませんか?。

    これはそうではなく、価値観、世界観の違いになろうかと。
    私の場合は何をするにしても「日本人のために成るかどうか?」が価値判断の基準ということなのです。
    むしろ世界を出しぬいて日本が優位に立つ、と解していただいても間違いじゃないかと。

    公共事業と国際収支については、時間はかかると思いますが「できるだけしっかりと論考、論証」したいなと。歴史や現在、あらゆる指標…
    いま時点だと私の論考不十分のため確たるお答えが出来ないのが、現状です。
    んでですね、国際収支関係は是非是非論証するためにもご助言頂いたりもしたいのです。

    ・・・・ヘタしたら半年とかかかります?これ?とんでもない分野に手を出した気がする…のですがw

    頑張らねば(´・ω・`)論証…

  50. 50
    holyfirework 灯火  :

    >>Gokaiさん

    >事実誤認も甚だしいですね。
    現実はこうです。http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014html/2-1-2.html
    実際にエネルギー消費を多く行っているのは、製造業であり、建設業など、それに比べたら微々たるものに過ぎません。まず、事実を正しく把握しましょう。

  51. 51
    holyfirework 灯火  :

    >>Gokaiさん

    ちょっと修正。

    >ただ土木はエネルギー大量消費産業かな、医療福祉教育は比較少量だろうレベルで、Gokaiはしゃべっています。

    事実誤認も甚だしいですね。
    現実はこうです。http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014html/2-1-2.html
    実際にエネルギー消費を多く行っているのは、製造業であり、建設業など、それに比べたら微々たるものに過ぎません。まず、事実を正しく把握しましょう。

  52. 52
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >現実はこうです。http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014html/2-1-2.html
    >実際にエネルギー消費を多く行っているのは、製造業であり、建設業など、それに比べたら微々たるものに過ぎません。まず、事実を正しく把握しましょう。

    そのご批判に対する返答は、このブログが適当かと思います。↓
    ★(抜粋)「製造業は素材系産業と非素材(加工組立型)系産業に大別できます。前者の素材系産業とは、鉄鋼、化学、窯業土石(セメント)及び紙パルプの素材物資を生産する産業を指し、エネルギーを比較的に多く消費する産業です。一方、後者の非素材系産業とは、それ以外の食品、煙草、繊維、金属、機械、その他の製造業(プラスチック製造業等)を指しています。エネルギー消費の構成を見ると、素材系産業である前述の4つの業種が製造業全体のエネルギー消費の7割以上を占めています」  http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2010/03/000690.html

  53. 53
    holyfirework 灯火  :

    >>Gokaiさん

    あなたの言いたいことが意味不明ですね。
    素材系産業は環境負荷が大きいから全て海外移転しろとでも言いたいのでしょうか。
    素材系産業で作られた製品は、土木建設だけでなく、日本中のあらゆる産業で広範に使われるものです。
    素材系産業を貶めることに、何の意味があるのでしょうか。

  54. 54
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >素材系産業を貶めることに、何の意味があるのでしょうか。

    灯火さん。ごめんです。
    貶めてはいません。
    言いたいことは、インフラで、GDP増加は優先順位は低いじゃないですかということです。

  55. 55
    Gokai  :

    >>灯火さん

    それと財政出動は賛成ですが、名目GDP増加目標は賛成できない、です。
    GDPとは、名目であろうと実質であろうと消費の結果ですという理由です。
    それは言い換えれば、GDP増加は、国民に幸せをもたらす原因ではないからです。

  56. 56
    holyfirework 灯火  :

    >>Gokaiさん

    まあ、そこが私とGokaiさんの差なのでしょうね。

    私はインフラ整備は政府が率先してやるべき支出項目だと思っています。民間が自主的にやるわけでもないですし、インフラは経済発展の永続的な基盤になります。建設時に経済効果と経済波及効果が見込めて、GDP増加に大いに寄与し、更に子孫達に資産として残すことが出来るのです。これ以上の優先項目などないでしょう。

    それと私は、いつ如何なる時であろうと、GDPは常に拡大しなければならないし、拡大させなければならない。と思っています。

    GDPとは、単に国力や経済力を示すだけの指標ではありません。あなたの言うように国民の消費の結果です。
    つまり、GDPとは、国民の生活レベルをも示し表しているものなのです。
    分かり易く言うと、GDPが上がるということは、消費が上がったということであり、すなわち、国民が消費を増やせるだけ豊かになったということです。
    逆に、GDPが減少するということは、国民が消費を減らしたということであり、すなわち、国民が消費を減らさざるを得ないほどに貧困化してしまったということなのです。

    だからこそ、国はいつ如何なる時であろうと、国民生活と国力向上の為に、GDP増大を最優先に考えなければなりません。
    それこそが、為政者の義務なのです。

  57. 57
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >分かり易く言うと、GDPが上がるということは、消費が上がったということであり、すなわち、国民が消費を増やせるだけ豊かになったということです。

    それは国民の持つお金が消費を増やせる量に達したということですよね?
    GDPが上昇する要因には、
    ・お金の収入が増え潜在需要が顕在化した。
    ・財とサービスの供給不足によるインフレの発生のため、貯蓄取り崩しても消費した。

    >逆に、GDPが減少するということは、国民が消費を減らしたということであり、すなわち、国民が消費を減らさざるを得ないほどに貧困化してしまったということなのです。

    GDPが減少する要因には、
    ・安い輸入品が増えた。
    ・商品量の生産性が騰がり、一個当たりの価格の下落があった。
    ・人口の減少があった。
    ・お金の収入が減り、買いたいものを我慢した。(貧困化)

  58. 58
    holyfirework 灯火  :

    >>Gokaiさん

    〉 財とサービスの供給不足によるインフレの発生のため、貯蓄取り崩しても消費した。

    これは、現在の日本では起こり得ませんね。
    今の需給ギャップをご存知ないのでしょうか?

  59. 59
    holyfirework 灯火  :

    >>Gokaiさん

    それと、要因ではありません。
    それらは、GDPの増減が示す結果であり、国民生活の状況なのです。

    そこまでGDPが示すメリット・デメリットが分かっているなら、当然、GDPを増やすべきだということに、賛成していただけますね?

  60. 60
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >それと、要因ではありません。
    >それらは、GDPの増減が示す結果であり、国民生活の状況なのです。

    いいえ、GDPがさまざまな経済活動の結果です。因ではなく果です。
    これを灯火さんも含め多くの者が間違っています。
    従ってそのようなお考えでは日本を凋落させることになるとGokaiは考えます。
    尚このことに関しては、その気がおありなら徹底して議論いたします。

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    holyfirework 灯火  :

    >>Gokaiさん

    失礼しました。
    私がGokaiさんの文章を読み間違っていました。

    ちなみに一つ付け加えておくと、GDPが上昇する要因は、もう一つあります。

    それは、物価を上昇させインフレを起こすことで、結果として消費額を増やさせ、GDP増加に繋げる方法です。

    通常、懐が豊かにならない限り消費額は増えませんが、生活必需品が全体的に増えた場合は、消費額は増えることになります。

    私は、安倍政権が狙っていたのは、これではないかと思っています。

  62. 62
    Gokai  :

    >>灯火さん
    >懐が豊かにならない限り消費額は増えませんが、生活必需品が全体的に増えた場合は、消費額は増えることになります。

    おっしゃるとおりで、生活必需品=基礎的支出品目が05年あたりから上昇に転じていますので、貧困拡大の一因になっていると見ます。http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/09/dl/02_0002.pdf
    ↑(第 2-(2)- 11図 消費者物価指数(基礎的支出項目及び選択的支出項目)の推移)

    ただ安倍政権の狙いは違うかな。