③自治体の手離せない財源となった建物固定資産税

③自治体の手離せない財源となった建物固定資産税

そもそも、固定資産税は徴税側にとって都合の良い税金です。課税が価格という外形で出来るため収支の計算が不要であり、簡単明瞭でごまかしに悩むことがありません。また、固定資産は持ち運びが出来ないので、海外に逃げられることもありません。そして、何よりも、税収額が安定しています。とはいえ、同じ固定資産税でも、土地については、地価は景気変動に対しては比較的緩やかなものの、下落が続けば、やはり、税収において痛手を被ることがあります。しかし、建物については、課税標準を建築費にすれば、景気による下落と言うこともなく、税収を不変のものとすることが出来ます。現在、地方自治体は、中央政府の財政均衡主義によってマクロ経済政策から切り離されていますから、地方財政を企業経営のように見ており、そして、地方税収を売上のように見ています。中でも、建物固定資産税は最も手堅...

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