全体主義とプロパガンダ(『全体主義の起源』抜粋メモ)

哲学者のハンナ・アレントの大著『全体主義の起源』(1951年)は、全三部(第一部「反ユダヤ主義、第二部「帝国主義」、第三部「全体主義」)から成り、文章も難解なため、読みこなすのは大変です。
http://www.msz.co.jp/book/detail/02020.html

本年8月に講談社から、広島大学の牧野雅彦教授による『精読アレント『全体主義の起源』』という著作が刊行されています。著作内では、アレントの原著の粋が抜粋されていますので、そこを記します。http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062586078

(第四章第二節「運動としての全体主義」から)

《大衆は目に見えるものは何も信じない。自分自身の経験リアリティを信じないのである。彼らは自分の目と耳を信頼せず、ただ想像力のみを信じる。彼らの想像力は普遍...

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