『カネを借りることができないこと=経営課題』という勘違い

先日、出張先で読んだ新聞記事に、当地の中小企業家同友会の代表理事が寄稿したコラムを目にする機会があった。中小企業家同友会という組織は、以前にも別のエントリーで紹介したことがあったが、商工会議所や商工会といった経済団体とは一線を画した、言わば経済団体の野党的な存在(民商や同和団体みたいな単なるゴロツキとは違う)で、行政とは一定の距離感を保ち、人材育成や商品開発に熱心な自称”意識高い系”の中小企業経営者の集まりである。(意識の割に、企業としての収益性は相当低いけど…)コラムの内容は、地域の信金の合併に触れたもので、数年後の合併を発表した複数の信金が、元々の本店所在地域にも地元向けの融資審査部門を残す方針であることを歓迎する、という趣旨で始まり、それに関連して、次のような主張を展開していた。①地域に必要な資金が回っていない。地域金融機関は、地域の資金を地域で回し、地域の活力強...

ご支援くださる方はクリック→