②地方衰退について

②地方衰退について

地方自治体には、中央政府の代理人という役割と、住民の代理人という役割の、明確に対立する二つの役割があります。この対立する二つの役割を一つの自治体という人格に集結させることが、住民にとっての利益と成ります。中央政府の代理人であるとはどういうことかというと、地方自治体および住民が第一義的に国会の定める法の支配下にあり、中央政府の政策が現実面で実施される場所が地方だという意味です。中央政府の意図するインフラ、福祉、教育等に関する行政サービスの全てが地方自治体において実施されます。住民の代理人であるとは、憲法第九十二条における「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める。」の文言にある「地方自治の本旨」の示す概念のことで、地方住民および地方公共団体の自立性および自主性を意味します。これは、異議申し立て機能を説明しています。ただし...

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