⑦ ゆがめられた「金融政策・財政政策」

ゆがめられた「金融政策・財政政策」 日本はいまやあらゆる経済政策から見放されているかのようです。金融緩和をいくらやっても、金融機関が地方の中小企業に融資しないので、金融緩和が有効になりません。金融緩和は間接金融が機能して始めて有効となるのですが、間接金融が機能していないからです。
「資金需要がない」という分析における、または「流動性の罠」の定義における、動機の主体はあくまで借り手(中小企業や個人)にあります。しかし、今の日本の場合は、借り手の動機に問題があるのではなく、貸し手の金融機関が不況に喘ぐ中小企業や国民に貸そうとしない、貸し手の動機のほうに原因があります。問題は金融機関の意思の側にあり、中小企業や個人の意思の側にあるのではありません。故に、定義から言って、これは「資金需要がない」でもなければ、「流動性の罠」でもありません。中小企業はお金を借りたがっています。わずかでも...

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