④ 中央政府の経済政策と闘うという発想

中央政府の経済政策と闘うという発想 地方の政治家が、中央政府に対して異議申し立てをしない理由は、以上のような住民の負担の増加に同情していないと言うこともありますが、もう一つ、マクロ経済を理解していないと言うことがあります。地方の政治家は、マクロ経済を勉強したことはありませんから、企業と同様のミクロ経済主体における財政政策の視点で、中央政府が地方に施す、税制やインフラ投資のやり方を解釈しています。中央政府のやっていることは、自分のやっている企業会計と同じものであると勘違いしているので、中央政府が財政問題を理由に、地方への減税や投資を渋っていることを納得してしまうのです。中央政府は通貨発行権を持って財政政策を行います。マクロ経済主体であるとは、貨幣発行権を行使するという意味です。貨幣発行権をもって行う財政政策と、貨幣発行権の無い財政政策はまったく異なります。地方自治体は、中央政府に...

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