呪術経済論者に危機感なし

読者の皆様が、とある高校のクラス担任だとしよう。このクラスには、かつて、学校で一・二を争うほどトップクラスの成績を収めた生徒がいる。仮にJ君とする。J君は、元々勤勉な性質で、決して裕福な家庭ではなかったが、猛勉強の甲斐もあって急激に成績を伸ばし続けていた。しかし、夏休み明けのテストでのちょっとしたミスを境に成績が低迷し、以降、「自己改革」だと称して、他校の生徒との交流に熱を上げたり、参考書を熱心に買い集めたりと格好はつけるものの、肝心の勉強はそっちのけ、という状態が続いていた。そんな中、J君の冬休み前のテストが1000点満点中504点と散々な出来だったので、呼び出して注意すると、J君は反省するどころか、「ここ3回の成績は上がっています。成績が上がってさえいれば何の問題もないでしょ?うちは勉強時間に制約があるから、1~2点ずつしか伸ばせません(#゚Д゚)」と気色張って反論して...

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