高校生からもバカにされる「本物の痴識」

現代ほど人々にとって、経済学が軽く頼りない存在に映る時代はない。先進各国は、産業空洞化や雇用条件の悪化による内需縮小に端を発する低成長に喘ぎ、著しく勃興した新興諸国も、生産物の買い手である先進国の内需低迷の煽りを受け、一時の勢いは完全に削がれている。こうした低迷期に、経済学はいかなる答を明示するのか興味深いが、世界の貿易量の伸びが明らかに鈍化し0%に近づきつつあるのに、主流派経済学派の連中は、十年一日の如く「構造改革・規制改革・輸出振興」の三バカ論を主軸とする提言を続けている。緊縮脳に侵された大多数の国民は、経済学者の三バカ論に易々と誑かされてきたが、不景気が長期化するにつれ、経済対策や社会保障政策の強化を求める本音が、ついつい、世論調査の結果なんかに出てきてしまう。国民は、経済や通貨の本質などまったく理解する気もないから、“緊縮財政を崇めつつ、自分の生活に不都合が生じると...

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