③リカードの比較優位というタワゴト

③リカードの比較優位というタワゴト 自由貿易を推進する理論にリカードの比較優位説(比較生産費説)と呼ばれる理論があります。これは、生産において、各々の国が比較優位な産業に特化することで、全体としては最も効率的な労働配分が行われ、各々の国もまた最も大きな富や利益を得ることが出来るという理論です。リカードはハイエクと並ぶ古典派経済学の中心的な人物であり、比較優位説は自由貿易主義の主軸となる理論です。比較優位説は多くの欠点を指摘されていますが、にも関わらず、自由貿易主義者は政治家の無知に付け込んで、こういう理論を垂れ流しています。つまり、政治家が無知であるからこそ、こういうインチキ理論でも自由貿易主義者にとって強力な武器になるのです。こういうシロートを騙す魔術めいたところが経済学のやっかいなところなのです。リカードの「比較優位」は、アダム・スミスの「絶対優位」の概念に対する対語です。...

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