日本の農業は今後どうしたら良いと思う?【議論スレッド】

議論スレッド第二弾です。

日本の農業は今後どうしていったらいいの?
日本の食料の安全保障を守るためには?
日本の農業再生のために必要なものは?

いろいろ考えられると思います。
質問も意見も反論も、それから雑談もOK。時事で「こ~言うニュースがあったよ?」もOK
期間設定なしなので、皆様でお好きにお使い下さいヽ(=´▽`=)ノ

以下はテンプレートです。
相手のことは「さん付け」で、「ですます調」でということだけお願いします。
(荒らしや煽りのコメントの場合、運営の判断で削除させていただく場合があります)
【スレ立ての方法】
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(カテゴリーは基本的に上記ですが、雑談OKなら休憩所もチェック、その他当てはまるものにチェックを入れていただけたらと思います)


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  • まさ

コテヤン@どうやら管理人
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「日本の農業は今後どうしたら良いと思う?【議論スレッド】」のコメント一覧

  1. 1
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    一つ思ったのは某場所で「零細の兼業農家には退場してもらわないと日本の農業の再生はできない」という議論でした。

    私は「いやいやいやいや…再生していくのに人減らしてどうするの…兼業農家の従事者って全農業人口の73%やで…」でした。
    農業議論一つとっても、すごく身近な我々の胃袋の話なのに、効率化というどう足掻いても欧米に勝てない部分での議論が先行しがちです。
    皆様はどう思われますか?

  2. 2
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん

    こんばんは。

    農業関係の議論スレッドを立ててくれたのはありがたいのですが、正直、農業に関しては、まだ議論をするだけの情報が共有されていないように思います。

    補助金などの問題も、実は日本の農家よりも、大規模農業がさかんで、日本よりもはるかに生産性が高い、と長年言われ続けてきた、ヨーロッパやアメリカの農家の方が、何倍も手厚い補助を受けていた、という事実が徐々に明るみに出てきて、何が本当なのか、誰にもよく分らないような状態になってきているのではないでしょうか。

    なぜ、そのようなデタラメが平気で蔓延していたのか、僕にも本当のところは全くわからないですし、ここで話し合ったからと言って、答えが出るような問題でもないように思います。

    とにかく、事実関係がはっきりしない限りは、どういう方向に向かっていくべきか、というのも、なかなか議論できないように思うのですが…。

  3. 3
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>ゆる猫さん
    事実関係の件はそのとおりだと思います。
    だからこそ、ここで今わかっているだけの事実関係を持ち寄って議論したらいいのじゃないかなぁ…なんて思い立てました。
    少なくとも事実関係を皆である程度共有できたらいいかな?的な。

    議題が全て?形式なのも「私自身も勉強不足で色々わからない」からなんですw
    皆様の勉強&議論&情報持ち寄りスレッドになれば…う~ん…ダメですかね?

  4. 4
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん

    そうですね。議論する中で、事実関係を整理していけたら、それは有益なのではないか、と思うのですが、問題は、誰もこの「農業」というものに関して、ほとんど大きな関心を持つことがなかった、ということではないかと思うんですね。つまり、圧倒的に「知識量」が不足しているわけです。

    また、農業自体、ほとんど科学的に解明されていない、ということもあり、何が正しい知識なのか、というのも、ほとんど分っていないんですね。なんとなく、大規模農業にすれば、効率的になり、生産性が上がるのではないか、と皆さんぼんやりと想像しておられるのではないかと思いますが、実際には、そういうことでもない、ということが、欧米の農家にかけられた補助金の額によって、次第に証明されつつあるわけです。

    経済的にどのような理屈で大規模農業が発達していったのか、難しい部分もあると思いますが、物理的な観点から言うならば、大規模農業がかえって生産性が低い、というのは、かなり明らかだと思います。

    なぜならば、大規模農業というのは、植物の成長に必要な「地中の有機物」というものを、一切補っていないからです。

    大規模農業においては、必ず、工場で精製された、人工的な養分である、「化学肥料」というものを用います。この化学肥料は、それまで人類が用いていた、有機物を長い時間をかけて発酵させたもの、すなわち「堆肥」(有機肥料)よりも、はるかに少ない労力で、しかもスピーディーに合成することが可能なため、またたく間に世界中に広まり、それまでの農業の常識を塗り替えてしまいました。

    しかし、作物というのは、実際には、その「化学肥料」で人工的にもたらされた養分よりも、はるかに多くの養分を地中から吸収していたんですね。「腐植」という言葉があるのですが、何百年という時間をかけて、土壌に堆積されてきた有機物の層がありまして、その「腐植」は、長い時間をかけて、少しずつ微生物によって分解され、作物にとって必要な養分を補う働きをしてきたわけです。しかし、人類が「化学肥料」を使うようになってから、明らかに農地に含まれる「腐植」の量が減ってしまっているんですね。これは、一切、農地に有機物を補う、ということをしなかったため、それを糧として生きる微生物が、過去から蓄積されてきた「腐植」という貯蓄を、どんどん切り崩してしまったため、と考えられると思います。

    「腐植」が失われた大地は、その本来の生産力を失い、どんどん砂漠化していきます。結局、化学農法の行きつく先というのは、明らかに「農地の砂漠化」であり、そこに行きつくまでは、確かにラクして大量の食糧を生産できるのかもしれませんが、結局、その先は、何も生み出さない死の大地の上で、ひたすらコストを費やすだけの、ものすごい赤字産業になってしまうんですね。今のアメリカは、まさにそのようになっているそうです。

    実際に、僕は農業を生で体験してきていますから、この化学肥料を用いる「化学農法」というものが、いかに農地に深刻なダメージを与えるか、というのを、肌で見て感じてきています。日本ではもともと、有機農法がかなり発達していたので、今でも、この「有機農法」の手法を取り入れている農家の方というのは、実際、かなり多いんですね。(というよりも、有機農法の手法を取り入れなければ、何十年と同じ場所で農業を続けることなど、絶対に不可能です。外国では、農地が広いので、1年使ったら3年休ませる、とかして、なんとか化学農法を持続させてきたのです)

    ただ、有機農法というのは、非常に手間がかかります。有機物を運んで一か所に集め、それを切り返しなどを行いながら、長い時間寝かせておくわけですが、非常に重労働なわけですね。そのかわり、有機肥料を使うと、作物の栄養価が高まり、味も、化学農法のものよりも濃厚でおいしい、と言われています。日本の農産物の品質が高いのは、明らかに、農家が苦労して、有機農法の手法を必死に続けてきたおかげではないか、と僕は思っています。

  5. 5
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    4の続き

    しかし、農業の場合、どれだけ高品質なものを作っても、それを売る場所が非常に限られているために、正当な評価がされない、という問題があると思います。どういうことかというと、農産物、特に生鮮野菜などは、時間がたつとしだいに劣化していくため、あまり遠くまで運ぶことができないんですね。

    工業製品などは、劣化が少ないので、作った製品を、世界中あらゆる場所で販売することが可能なわけですね。生産者は、マーケティング調査をして、一番高値で売れる地域で、自分が作った製品を売れば良いわけです。

    しかし、農業の場合、生産物というのは、どんどん劣化していきますから、早急に売ってしまう必要性があります。いちいち売り先などを選んでいられない場合が多いんですね。ですから、どうしても、工業製品に比べ、安値で取引されることが多くなってくるわけです。しかも、日本の場合、農産物にかける関税が他の先進国よりもはるかに低く設定されているそうです。ですから、日本の良質な農産物は、常に外国から入ってくる農産物との競争にモロにさらされ、値段を低くして販売せざるを得なかったわけですね。つまり、長い間、市場経済の中で、全く正当な評価を受けてこなかったわけです。

    また、食料というのは、生命にとって、必要不可欠なものですから、工業製品と一緒の扱いを受けるべきではないと思うんですね。工業製品というのは、「需要」があって、はじめて成り立つものですから、「需要」に応じて作ればそれでいいと思うんですが、農産物というのは、突然、需要が増えたからといって、すぐに生産できるものでもないんですね。また、工業と違って、農業というのは、気候の変化や、自然災害など、非常に不確定な要素が大きいですから、常にある程度余裕を持って作っておく必要があるのではないかと思うんです。

    しかし、農業が「市場経済」の中に取り込まれてしまうと、「需要と供給」の関係から、「生産量」に応じて「価格」が決まってしまいますので、豊作の年が続くと、かえって一部の農家の収入が減り、農家の数が減っていってしまうんですね。これは「安全保障」という面から見て、非常に問題がありますから、できるだけ、農産物には「市場経済」の原理を適用しない方がいいんじゃないか、と僕は思っています。

    …かなり長文になってしまいましたが、自分の思うところを率直に述べさせていただきました。まだ色々と書きたいこともあるのですが、大分疲れましたのでこれでおしまいにします。

  6. 6
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>ゆる猫さん
    これは大変に興味深くためになるお話です。
    化学肥料だけだと数十年後に砂漠化する、というのは全く私知りませんでした。

    「誰もこの「農業」というものに関して、ほとんど大きな関心を持つことがなかった、ということではないかと思うんですね。」

    ここはお恥ずかしながら私も関心を持っていなかった一人で、最近になってからようやく「ちょっと勉強せにゃならんのちゃうやろか?」と思っている一人です。
    もしなにか農業について勉強になりそうなブログなどありましたら、ご紹介頂けたらと。
    私もちょっとこれから勉強重ねていきますです。

    あ、あと思ったのですがゆる猫さんの危惧って、今まで散々叩かれてきた公共事業関係者ともしかしたら同じなのかな?と思ったり。
    つまり大して興味もなく、その分野を勉強したわけでもない人たちが、その分野を「やれ既得権益だどーだ」とイメージだけで攻撃してたわけじゃないですか。
    あれは個人的には唾棄すべき現象で、非常におぞましいと思ったのです。

    ・・・そうならんためにも、私も農業関係もちょっと勉強してみないと。
    (もともと食に関わっていた人間で、今も食に大変興味があるので、むしろ楽しみなんですね。勉強するのがw)
    年に何回か農業関係も得た知識でコラムかくと思いますので、農業に携わる一人としてご意見、ご助言頂けたらと。

    ・・・むしろここを勉強会の場にするのもありかもw

  7. 7
    baiannmidareame やす  :

    実は、私の実家も兼業農家でして、米や野菜を作って農協に出したり、スーパーの地場作物コーナーに出したりしているようです。

    実際、後を継いで自分も農家をやるかと言われれば「やだな~」と言うのが本当のところです。

    と、言いますのも、子供のころは良く手伝わされていたのですが、最近は機械化が進み、親父と母親2人いれば、ほとんどの作業が事足りるようになっており、現在はほとんど何も手伝っていない為、まったく農作業について知らないからなのです。ですから、今から慣れない農作業をするのは・・・「いやだな~」と・・・。

    それと、実際問題として個々の零細農家において、農機具負担はかなり重いものとなっているように感じます。なんといっても米を収穫する稲刈り機(コンバイン)などは年に一回しか使用しないのに200~300万はしますから。

    私のような頼りない跡継ぎ問題もあり、農業従事者の高齢化は甚だしく、農地を人にお願いする事も多くなっているようですし、はからずしも農地の集約化は地道に進んでいると思います。

  8. 8
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>やすさん
    割とブルーオーシャン、農業に関係があるかた多いのですね。
    勉強させてもらわんと、体験談とかも(´・ω・`)

    やすさんに質問で~す。後学のために。
    もし農業が儲かる産業だったら後継いでましたか?

    多分国から保護をもうちょっとされたら、農業の高齢化もある程度解決されそうな気がするのですが…
    (なんせ今の大人気職業第一位が公務員らしいですもの)

  9. 9
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>ゆる猫さん
    >>6いま読みました。
    農作物を市場経済に入れるべきではないのでは?というご意見はもっともだと思います。
    私も安全保障型経済分配論で述べている通り、建築業、農産業は国の礎と認識しているからです。
    (一番産業の中でも安全保障が必要な分野かと)

    ・・・ゆる猫さんのご意見、これコラムにそのまま出来るんじゃないか?と思いました。
    いや本当。

  10. 10
    baiannmidareame やす  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん

    >やすさんに質問で~す。後学のために。
    もし農業が儲かる産業だったら後継いでましたか?

    そうですね・・・どうかな~、いざやるとなると、休みなくなっちゃうからな~。

    考えちゃいますね。

  11. 11
    holyfirework 灯火  :

    >>やすさん

    冬の農家は基本的に休みだと思いますが・・・w
    まあ、儲かる程度によるでしょうね。
    なんとか暮らしていける程度じゃ、全然インセンティブにならないし。農家ウハウハにしたら、絶対、「バラまきだ!農家を補助金漬けにするとはけしからん!」って叩かれるだろうから、政治力学的に難しいだろうし。
    そもそも、農家の大部分は兼業農家ですが、補助金のシステムが専業農家中心であり、所得保証制度も下ブレするリスクが少なくない以上、農業が衰退するのは必然的かと。

  12. 12
    baiannmidareame やす  :

    >>灯火さん

    >冬の農家は基本的に休みだと思いますが・・・w

    いや~なんだかんだで、冬も忙しそうにしてますよ。そういえば1月にじゃがいも植えるから手伝え、とか言われてたな・・・しんどい。

    米だけじゃないですから・・・野菜作らんとお金になりません。

    >そもそも、農家の大部分は兼業農家ですが、補助金のシステムが専業農家中心であり、所得保証制度も下ブレするリスクが少なくない以上、農業が衰退するのは必然的かと。

    そうなんですか、うちはどうなっているんだろ?

    仰るように、かなり金銭的な部分でも保障されない限り、このままでは兼業農家スタイルは維持できないんじゃないでしょうか、家庭の構造が夫婦共働きで、休みは農業では、正直、倒れます・・・

  13. 13
    holyfirework 灯火  :

    >>やすさん

    そうですね。
    農業収入だけでは生活出来ないから、兼業してまで農家をやっているのに、日本の農政は兼業農家に冷た過ぎると思います。

  14. 14
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>やすさん
    ご回答有り難うございます。
    う~ん、休日がネックなのか…

  15. 15
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>やすさん

    はじめまして、よろしくお願いします。

    ちなみに、うちも父の代から兼業農家になっています。経済的には、兼業農家が一番安定するようです。親戚や知り合いに専業農家の方もたくさんいますが、やはり収入が不安定で大変らしいですよ。

    >冬の農家は基本的に休みだと思いますが・・・w

    何を生産しているかにもよると思いますね。一口に農家と言っても、何を生産しているかで、かなり仕事内容が変わってきます。ざっくりと分けて、米農家、野菜農家、果樹農家、畜産農家の4種に分かれるのではないでしょうか。(あまり自信はありませんが…)

    このうち、米農家と、果樹農家は、基本的に収穫時期が年1回しかありませんから、農繁期(クソ忙しい時期)と農閑期(比較的ヒマな時期)が、かなりハッキリと分かれると思います。

    野菜農家は、年に何回も同じ場所で生産できますから、回転率が高く、最近ではビニールハウスがありますから、冬でもハウス内で暖房を焚いて、野菜を栽培している人は多いです。ですから、野菜農家は基本的に、1年中忙しいと思います。畜産農家は、周りにやっている人がいないので、よく分らないのですが、生き物が相手ですので、もちろん、ほとんど年中無休といってもよいと思います。テレビなどで見る限りでは、何となく、畜産農家が一番働いているんじゃないか、という印象を受けます。(どれぐらい収入があるかとかは、全く分りませんが)

  16. 16
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    15の続き

    ちなみに、「農業」といえば、「米」を連想される方も多いのではないかと思いますが、米はあらゆる作物の中でも、かなり変わっているというか、特殊な作物でして、ほとんどの作物は「連作障害
    」といって、同じ場所で作り続けると、何らかの不具合が生じてくるのですが、米だけは、ほぼ永遠に連作が可能、と言われています。

    化学肥料の害も、なぜか、米に関してだけは、それほど大きな問題にならないそうです。化学肥料には、土壌の有機物を減少させる以外にも色々な問題がありまして、その一つに、土壌全体を酸性に傾けてしまう、という問題があるんですね。

    僕もあまり詳しいことは知らないのですが、化学肥料は、その製造工程で硫酸や塩酸といった、様々な人工的な化学物質を使うんですね。そういった人工的な化学物質というのは、土壌の中で十分に分解されないため、徐々に土壌中に蓄積し、畑の土全体を酸性に傾けてしまうそうです。

    作物の根というのは、こういった酸性の土に弱いらしく、土壌が酸性に傾くと、なかなか作物が育たなくなります。ですから、それを中和するために、アルカリ性の石灰を畑にまくのですが、石灰というのは、もともと石灰石と言って、固くなる性質を持っていますから、畑の土がどんどん固くなっていってしまうんですね。ですから、化学農法を長年続けた畑の土というのは、ほぼ間違いなく、固くなっていってしまうわけです。

    ところが、水田だけは、常に川の水が流れ込んでいるために、こういった人工的な不純物が川の水に乗って流れ出てしまい、常に同じような状態に保たれるような作用が働くため、化学肥料の害がそれほど問題にはならないそうです。また、川の水に含まれる栄養分や、ミネラルが常に土壌に補給されるため、畑に比べ、長く同じ場所で栽培を続けることが可能になるそうです。(それでも、やはり化学肥料だけだと、いつかは土壌中の有機物がなくなってしまうのではないか、と僕は考えているのですが、この辺は知識不足で、よく分らないです)

  17. 17
    baiannmidareame やす  :

    >>ゆる猫さん

    私などより農業知識が豊富ですね。私はまったく・・・お恥ずかしい。

    うちでは米の時期は米を作り、その他の時期で野菜や麦だったかな?を作っているようです。

    なんせ、ず~っと忙しく働いているように見えます。(だから後を継ぎたくないのです)

  18. 18
    holyfirework 灯火  :

    >>やすさん

    野菜って、儲かるのかな?
    今は植物工場の人工栽培野菜に押されて、経営環境は、かなり厳しいはずですが。
    自家消費用の野菜ですか?

  19. 19
    baiannmidareame やす  :

    >>灯火さん

    >野菜って、儲かるのかな?

    それで食べていくのはかなりキツイでしょうね。

    うちは兼業ですから。

  20. 20
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>灯火さん

    こんにちは、よろしくお願いします。

    >野菜って、儲かるのかな?

    米よりは、野菜や果樹の方がはるかに儲かると思います。もちろん規模にもよりますが。米専門ですと、最低でも10haぐらいはやっていないと(もっとかな?)、おそらく生活は成り立たないと思います。秋田県や青森県の一部では(僕は青森県の人間なのですが)、100ha近くやっている人もいるそうです。正直、農業をやっている人間から見ると、気が遠くなるような数字です。(どうやってやっているのか、想像もつきませんね)

    一番面積当たりの収入が多いのは、断然、野菜農家です。その分、野菜は非常に手間がかかります。栽培にもそれなりに手間がかかるのですが、一番大変なのは、収穫作業です。ほとんどの野菜は一つ一つ、品質を確かめながら、手作業で収穫していく必要があります。ジャガイモやタマネギなどは、大きくやっている人は、専門の機械で掘り起こして、あとは拾い集めるだけ、という感じだと思いますが、結局、重い箱を抱えて広い畑の中を何十往復もしなければいけないので、かなりの重労働です。収穫期には、朝4時から収穫し、それをいったん家に運んで、夜10時まで家族全員で選別作業(まず良いのと悪いのを分け、そのあと、大きさや重さで規格別に分けます)というのは、それほどめずらしくないと思います。

    多い時は1日に何百キロと野菜を出荷し、数十万円の売上になることもあるそうです。ただ、当然そこから、タネ代、肥料代、農薬代、機械代、人件費などが差し引かれますので、ほとんどもうからないみたいですね。

    兼業農家の人たちがやっているのは、ほとんどは「米」だと思います。野菜はおそらく家庭菜園レベル、自分たちが食べる分ぐらいしかできないはずです。野菜や果樹は、かなり手間がかかりますから、市場やスーパーに並んでいるのは、ほとんど専業でやっている人たちが作った野菜だと思います。ですから、専業農家の人たちがいなくなると、ほとんどの野菜は食べられなくなるはずです。

  21. 21
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>灯火さん

    植物工場に関しては、のらねこまさんが運営されているミクシィのページでも少し話題になったのですが、あまり経営がうまくいってないみたいですね。

    もともと、モヤシやキノコなど、生育にそれほど養分を必要としない作物は、工場的なやり方でも十分にペイするらしいです。ですから、ほとんどの植物工場では、割とカンタンに栽培可能な「リーフレタス」を作っているようです。

    ネットで少し情報を調べてみたのですが、2013年現在で、植物工場におけるリーフレタスの生産は約2500トン、リーフレタス全体の生産高が約5万トンですから、リーフレタス市場の約5%のシェアを占めているそうです。(ちなみにレタス全体では、50万トンの生産があり、植物工場のシェアは約0.5%だそうです)

    将来的に、「植物工場」が農業の主流となっていく可能性がどれくらいあるか、という問題があると思うのですが、僕は、ほとんど可能性は無いのではないかと思っています。

    理由は、非常にコストがかかる、ということです。

    もともと、あらゆる産業がダメになっていっているのは、1970年代のオイルショック以降、原油の価格高騰が、産業全体の利益に大きなダメージを与えているからであるはずです。また、中国やインド、アフリカなどの開発が進めば、さらにエネルギーは貴重なものになっていくであろう、というのは、誰の目にも明らかだと思います。(今、アメリカのシェールガスによって、一時的に原油の値段が下がってきていますが、長期的に見れば、再び上昇していくのではないでしょうか)また、温暖化による地球環境の悪化により、今後、ますますエネルギー使用への、世界の目は厳しくなっていくものと思われます。

    「植物工場」は、かならず、初期投資として、工場施設やLED照明などの様々な機器を必要としますし、実際の生産においても、照明費や、肥料コストなど、多くのコストを必要とします。では、その分、味や栄養価が高いものができるかどうか、と言えば、結局、人工的な肥料だけでは植物はまともに育たない、ということが次第に明らかになってきているわけですから、この点でもまた問題があるように思います。ですから、植物工場の技術は、次第に無用の長物となっていくのではないか、と僕は考えています。

  22. 22
    holyfirework 灯火  :

    >>ゆる猫さん

    なるほど。貴重な情報をありがとうございます。

    私が危惧しているのは、日本農業の現状と未来です。農業は儲からないからと多くの人が離農し、農業従事者は年々減少しています。
    TPP締結によって更にこの動きが加速した時、食糧自給率を危惧する動きが高まるとしても、「農家の数じゃ限界があるから、植物工場でいいか。」となるのではないか。ということです。
    日本に限って言えば、経済が長期低迷し、人口が加速度的に減少していきます。また、スマートシティ構想が進めば、更にエネルギー効率を高められるので、日本のエネルギー需要は年々低下していくと思われます。

  23. 23
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>ゆる猫さん
    植物工場については多少期待していたのですが(確か漫画の島耕作でも取り上げられてまして)、現状を聞くとあまり期待できなさそうですね。

    農業再生のためには政府の補助金が、なんとなく話を聞いている限りにおいて不可欠そうな気がします。
    つまり日本の農業を「儲かる農業」に政府が保証するという趣旨です。
    跡継ぎ問題もそうですが、儲かれば例えば「土日のみ誰かを雇って」ということも出来るかもしれませんし、農業自身が農業(研究とかも含め)に投資するという循環も生まれそうな。

    う~ん、もう少し勉強進めないと。

  24. 24
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    こんにちは。

    昨夜の「第23回進撃の庶民・ブルーオーシャン討論会」において、TPPに関連して、農業や遺伝子組換え作物の安全性などが話題に上がっていましたが、非常に興味深く拝見しました。そこで、「食の安全性」について、僕が考えていることを書いてみたいと思います。

    と言いましても、遺伝子組換え技術や、それにともなった農薬の開発などについて、高度なことはほとんど僕は理解しておりませんので、とりあえず、「なぜ、農作物を作るのに、農薬が必要なのか」という、非常に基本的な所から始めていきたいと思っております。基本をしっかりと押さえておくことで、おそらく、なぜ、遺伝子組換え作物が誕生したのか、という問題を理解できるようになっていくと思います。

  25. 25
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    24の続き

    なぜ、「農薬」が必要なのか?…その前に、「農薬」とは、いったい何なのか、を理解しておく必要があると思います。

    作物の栽培に使われる農薬の種類として、一番多用されているのは、主に「殺虫剤」「殺菌剤」「除草剤」の3つだと思います。

    この3つは、基本的に、自然の生態系の働きの一部を弱めることにより、自分が望んでいる作物が成長しやすい環境を作る、ということを、目的としています。

    「殺虫剤」は、文字通り、作物を食い荒らす特定の昆虫などを、殺してしまうわけですね。それにより、非常に見た目の良い作物を作ることができます。「殺菌剤」は、病気の原因となるような菌を殺してしまうわけですが、正直、どれほどの効き目があるのか、疑問な部分もあります。(農家の友人は、市販のパック詰めの納豆の何粒かをペットボトルなどに入れて培養し、それを水で薄めて直接農産物に散布しているのですが、市販のバカ高い殺菌剤などを使うよりもよっぽど、病気予防に効果がある、と言っています)

    除草剤は、言わずとしれた「雑草対策」ですね。農業は、この「雑草との戦い」がメインテーマである、と言っても過言ではないように思います。一般的な農業をやっている人で、この雑草を憎らしく思わない者は、おそらく一人もいないと思います。(おそらく、「遺伝子組換え作物」は、この雑草というものを、完全克服できたかのように見えたがために、世界中に広まっていったものと思われます)

  26. 26
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    25の続き

    では、「農薬」というものが、どれほど人体に害を及ぼすか、ということですが、これは、正直僕自身にはピンと来ない部分もあります。というのは、僕自身は、全く農薬を使わないからです。ですから、周りから聞いた話がほとんどになってしまうのですが…。

    農家の友人の話によると、昔は、日本においても、相当毒性の強い農薬が普通に使われていたそうです。徐々に農薬の害が社会問題として認識されるようになるにつれて、より毒性の弱い農薬が開発されるようになり、今では、ほとんど残留性が問題にならないほど、洗練されてきているそうです。

    専業農家の人の話などを聞くと(あるいは本などで読んだ限りでは)、農薬散布によって、体を壊してしまった人がたくさんいるようです。果樹などは、直接、スプレイヤーという機械で、葉っぱに農薬を吹きつけなければならないので、農薬が目に入り、失明してしまったりもするそうです。(以前、高齢の農家の人たちと一緒に食事をする機会があったのですが、その中の一人が、「庭木に農薬を散布するアルバイトがあって、あれは結構いいお金になるのだが、絶対にやらない方がいい。自分の周りで、あのバイトを長く続けた人を何人か知っているが、みな、例外なく早死にしているから。」という話を聞いて、ゾ~っとしたのをよく覚えています)

    農家の友人によると、効果の強い農薬は、より少ない回数で済むので、農家にとっては逆に有難かったりもするそうです。最近の農薬は、効果がどんどん弱くなっていて、何回もかけなければ効果が出ない割に、値段も高いので、非常に農家の負担になっているそうです。

  27. 27
    まさ まさ  :

    >>ゆる猫さん はじめまして、まさです。農業に関しては全く門外漢ですが、興味深く派遣させていただきました。前の会社で、農薬や動物の忌避剤を扱っていました。当然、ラウンドアップ「も確か、充填を工場でしていたかもしれません、10年前の話です。それが今頃、問題になってくるなど、露ほども思いませんでした。

  28. 28
    yuruneko_blue ゆる猫  :

    >>まささん

    こんばんは、よろしくお願いします。

    「ラウンドアップ」…。僕は正直、農薬に関してほとんど無知なので(全く使用したことがないので)、ラウンドアップがどういう農薬かも知らなかったのですが、ネットで調べてみると、遺伝子組換え作物のほとんどには、この除草剤がセットとして付いてくるようですね。

    「全ての植物を枯らしてしまう農薬」ということで、非常に恐ろしいですね。どういう理屈でそういうことが可能なのか、よく分らないですが、かなり体に悪そうな気がします。遺伝子組換え作物よりも、この除草剤の方に問題があるんじゃないですかね。

    ネットで少し調べてみたら、最近では、このラウンドアップに耐性を持った雑草が現れ始めたため、以前のような利点は失われつつあるようですね。

    農家の友人の話によると、日本でも、農薬会社と病害虫、病原菌というのは、ちょうどイタチゴッコのような関係にあるそうで、長い開発期間を経て、ようやく製品化された商品であっても、何年か同じ圃場(ほじょう)で使っていると、必ずと言ってよいほど、それに耐性を持った個体が現れるようになり、あまり効かなくなっていってしまうらしいです。

    結局、どこまでいっても、これさえあれば全て解決、というような農薬は、開発できないみたいですね。

  29. 29
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    >>ゆる猫さん
    大変に面白いお話で、正直コラムにしないのがもったいないくらいですw
    納豆菌ですが非常に繁殖力が強いらしく、チーズ工房に入る前の日から納豆を食べてはいけないそうです。

    確かラウンドアップはインドで大問題になっていたドキュメンタリーを昔見たような。
    綿花の大部分をモンサントに握られて、インドの農業が大変だという内容だったと思います。
    他にもメキシコの主食であるトウモロコシですが、モンサントのトウモロコシの花粉を受粉してしまうと、そのトウモロコシの種から発芽しなくなってしまったりとか。

  30. 30
    まさ まさ  :

    ラウンドアップについてコラムにしましょうよ。