ニーチェとマルクス主義

国家権力を解体しようとして現れたマルクス主義思想が、自らに巨大な権力を与えてしまいました。
この事実は20世紀ヨーロッパ思想最大のトラウマとなりました。したがって、資本主義の国家権力だけでなく、むしろ権力一般を解体するような思想を見出すことが、ポスト・モダニズム思想の重要な課題になりました。


[ニーチェ)

ニーチェの思想は、まさしくこの課題に強力な根拠を与えうるものとして蘇りました。
ニーチェの思想は「権力的なもの」「権力を作り上げるための力学」に対する強力なアンチ・テーゼとして読みな直されることになったのでした。

認識論(=正しい認識かどうかという問題)を動かしているのは、実は、認識それ自体の問題ではないのです。
支配された人間や弱者が、自分のみじめな現実を打ち消そうとして生み出した「禁欲主義的理想」・・・これが「認識問題」の真の「起源」です。

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