②保有動機による貨幣の区分

②保有動機による貨幣の区分 物々交換では現物を持っている者を探さなければなりませんし、交換する物によっては適当な量に分割することが出来ませんから普遍的な交換には不便です。貨幣だとそれらの問題が解決します。また、貨幣はその場限りの物々交換の仲介だけでなく、貯蔵という機能においても優れています。物々交換においては、例えば米と魚の交換といった取引を通じて、米が通貨の役割を果たしているという時、それは米の魚より高い貯蔵性を指しています。金銀財宝は永久に腐りませんから、貨幣の役割を果たしました。そして、紙幣が常に新しい紙幣と交換してもらえるようになった時に、紙幣もまた永久に腐らないという性質を獲得し、さらに、帳簿に記載されれば現物が焼失しても問題がなくなり、さらに安全に貯蔵できる性質を持つことで、金銀財宝よりも便利な貨幣の地位を確率することが出来たのです。そして、この貯蔵という役割が、経済...

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