教科書に甘えるだけの書正論

実社会の仕組みを知らぬまま教科書論を振り回すバカ者に限って、「紙幣を増刷すると必ずインフレになる。インフレで給与が倍増すると名目GDPも倍になるが、市場にあるカップ麺の価格も倍に値上がりするから、実質的にはまったく豊かになれない(=実質GDPは不変)」と知ったかぶりで騙り周囲から失笑を買うものだが、20年もの長きに亘ってデフレ慣れしたせいか、ちょっとでも景気が良くなった途端に、世の中のありとあらゆるモノの値段が急騰すると本気で怯える国民も多い。インフレに負の感情しか抱けぬ“インフレ恐怖症患者”は、ディマンド・プル型とコスト・プッシュ型の区別もつかぬまま、「インフレ→所得の目減り→生活困窮」と即断し、「インフレは悪、インフレなんて絶対にダメ、景気なんて良くならなくていいからモノが安く買えさえすればよい」とトンデモナイことを言い始めるから困ったものだ。とにかく物価目標さえ達成すればOK、という...

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