法改正しても外国人技能実習制度の適正運用は不可能

 今年11月1日に、管理監督体制の強化や、対象職種の追加等、制度の適正な運用を目的として「外国人技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律」が施行されたが、これで「適正な運用」を実現することは到底不可能だろう。そもそも、「適正な運用」とは外国人技能実習生の人権保護はもちろんだが、この制度の本来の目的である「国際貢献」に資するかたちで運用されるということも当然含まれるはずだ。  つまり、日本での技能実習で身につけた知識や技術を活かせる職に出身国で就けてはじめて、技能実習制度の「適正な運用」が図られたといえよう。

 しかし、現実にはそうなってないケースが少なくない。というのも、日本で知識や技術を身につけてもそれを活かせる職が出身国にはそもそも無いか極めて少ないということが多いからだ。以前、あるテレビ番組で技能実習制度について取りあげてい...

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