②染み出し効果も消えてしまった日本

染み出し効果も消えてしまった日本
物価上昇目標を達成する責任は、どこの国でも中央銀行に課せられていますが、これは妥当なことだと思われます。仕事を遂行する場合は、自分の仕事がどれほど他人の役に立っているかを確認することまでもが含まれるべきであるし、何より、物価上昇目標が達成できない場合は言い訳が必要になり、それは物価上昇を阻害する要因を解明する責務を、物価上昇目標を課せられた中央銀行が負うということでもあるからです。
日本の場合、いくら金融緩和をしても物価が上昇せず、その原因が担保力の崩壊と、BIS規制=金融検査マニュアルの存在で間接金融が機能不全に陥っていることは明白なのに、黒田日銀総裁がダンマリを決め込んで、見当違いな言い訳ばかりしていますから、金融緩和の効果が出ない原因の解明という役割すら果たしていません。本来、日銀に与えられた権限に基づく金融緩和は、金融機関が積極的に国民にお金を...

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