③BIS規制と金融検査マニュアル

BIS規制と金融検査マニュアル

地方にあっては、地方銀行や信用金庫が地域経済の発展に寄与するよう期待されています。これは、法による許可や保護によって成り立つ金融機関の義務と言うべき役割です。
ところが、現在の金融庁による金融機関に対する監督は、国民がどうなろうとも、金融機関の経営さえ安全であればそれで良いという基準に変えられ、金融機関の意識も貸し剥がしや貸し渋りに見られるように、自分さえ儲かれば良いというように変わっています。このような価値観の転換はBIS規制に始まります。1993年3月、日本でBIS規制が実施されました。BIS規制とは、G10諸国を対象に、「自己資本比率8パーセントを達成できない銀行は、国際業務から事実上の撤退を余儀なくされる」というものです。日本では、国際基準とは別に、独自に、国内業務のみを行う銀行については自己資本比率が4パーセントを割り込んではならないという...

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